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売り先行、中東の地政学リスクと円高警戒
【市況】東京株式(寄り付き)=売り先行、中東の地政学リスクと円高警戒
【寄り付き概況】

8日の日経平均株価は大幅に反落して始まった。始値は前日比358円23銭安の2万3217円49銭。
 
前日の米国株市場では米国とイランの対立激化を背景とした中東の地政学リスクが意識され、NYダウが120ドル弱の下げをみせており、これを受けて東京株式市場でもリスクを避ける動きを強いられている。
日経平均は大発会に先物を通じた売り圧力で波乱安の展開となり、前日は先物主導で急反発に転じたが、きょうも先物を絡めた不安定な動きが想定される。朝方にイランが米軍駐留のイラク基地を攻撃したことが伝わり、外国為替市場では取引開始前に急速に円高に振れていることもあって、売り仕掛けを誘う背景となっている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面安で、値下がりで特に目立つのは精密機器、海運、機械、ゴム製品、その他金融など。
 
個別では、ソニー、ソフトバンクG、トヨタの主力株や東エレク、アドバンテス、信越化の半導体関連株、村田製、京セラ、日本電産、太陽誘電の電子部品株が下落し、ホンダ、日産自、SUBARUの自動車株やコマツ、日立建機、クボタの建機株、日本製鉄、JFE、神戸鋼の鉄鋼株も値を消しファーストリテ、任天堂も下押した。
 
半面、国際帝石、石油資源、コスモエネルギの石油関連株の一角が堅調で、石川製、豊和工の防衛関連は買い気配を切り上げている。
 
 
テクニカル的には、第一カッター(1716)、東建コ(1766)、長谷工(1808)、大和ハ(1925)、スタジオアリ(2305)、システナ(2317)、ALSOK(2331)、サーラ(2734)、なとり(2922)、ソリトン(3040)、DDHD(3073)、ALサービス(3085)、ココカラ(3098)、ウェルシア(3141)、エストラスト(3280)、アレンザ(3546)、アセンテック(3565)、コーエー(3635)、エムアップ(3661)、フィックスタース(3687)、SHIFT(3697)、テクマト(3762)、eBASE(3835)、コムチュア(3844)、片倉コ(4031)、アイカ(4206)、日新薬(4516)、神東塗(4615)、サニックス(4651)、OBC(4733)、C&R(4763)、ソフトブレ(4779)、日エンター(4829)、ファンケル(4921)、ダントー(5337)、A&AM(5391)、タツタ(5809)、ベクトル(6058)、リクルート(6098)、日阪製(6247)、ホソカワミク(6277)、日立建(6305)、日ピス(6461)、日総工産(6569)、富士通(6702)、シャープ(6753)、日トリム(6788)、キーエンス(6861)、日CMK(6958)、大真空(6962)、IHI(7013)、全国保証(7164)、松田産業(7456)、ダイトロン(7609)、オリンパ(7733)、菱電商(8084)、クレセゾン(8253)、三谷産(8285)、リコーリ(8566)、イオンF(8570)、三菱Uリ(8593)、東海東京(8616)、小林洋行(8742)、東建物(8804)、レオパ(8848)、カチタス(8919)、丸全運(9068)、ビジョン(’9416)、メタウォータ(9561)、アイネット(9600)、太田昭和(9600)、アイエスビー(9702)、日管財(9728)、アイネス(9742)、泉州電(9824)、JBCC(9889)、ミニストップ(9946)が動兆。
 
 
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