買い優勢の展開か
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【オープニングコメント】 買い優勢の展開か |
13日の日経平均株価は買い優勢の展開となり、2万4000円台を意識した強調地合いが想定される。
日経平均株価の予想レンジは、2万3800円−2万4100円。
前日のNYダウ工業株30種平は反発し、前日比275ドル高の2万9551ドルとなった。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も最高値を更新した。中国政府の景気刺激策への期待で、上海総合指数は前日までに7日続伸し下値不安は後退している。
世界的に株高が進むとの期待は根強く、海外ヘッジファンドを中心に買いが優勢になるだろう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比75円高の2万3945円だった。外国為替市場で円相場は1ドル=110円台前半と円安・ドル高方向に振れており、追い風になりそうだ。
一方、2万4000円が近づくと、個人投資家による利益確定売りが優勢になり上値は重くなる可能性がある。
日程面では、きょうは1月の国内企業物価指数。海外では1月の米消費者物価指数(CPI)など。米30年国債の入札も予定。
【好材料銘柄】
■総医研ホールディングス <2385>
上期経常が29%増益で着地・10-12月期も47%増益。
■共同ピーアール <2436>
今期経常は30%増で3期連続最高益、2円増配へ。また、映像・WEB制作会社のアーツエイハンと資本業務提携。第三者割り当て増資を引き受け、同社を持ち分法適用関連会社化する。
■アートスパークホールディングス <3663>
前期最終を3.4倍上方修正。
■ランドコンピュータ <3924>
今期経常を7%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額。
■チェンジ <3962>
10-12月期(1Q)経常は8.3倍増益・通期計画を超過。
■シェアリングテクノロジー <3989>
10-12月期(1Q)税引き前は黒字浮上で着地。
■システムサポート <4396>
上期経常は47%増益で着地、今期配当を実質増額修正。また、5月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
■AI inside <4488>
今期経常を61%上方修正。
■ラクオリア創薬 <4579>
前期経常を一転黒字に上方修正。
■野村マイクロ・サイエンス <6254>
今期経常を10%上方修正、配当も3円増額。
■ヤマハモーターロボティクスホールディングス <6274>
ヤマハ発動機 <7272> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株750円で12日終値を44.5%上回る水準。買い付け期間は2月13日から4月10日まで。
■日工 <6306>
4-12月期(3Q累計)経常が2.6倍増益で着地・10-12月期は黒字浮上。
■トーヨーカネツ <6369>
4-12月期(3Q累計)経常が19倍増益で着地・10-12月期は黒字浮上。
■CKD <6407>
今期経常を90%上方修正。また、発行済み株式数の1.45%にあたる100万株の自社株を消却する。
■ポート <7047>
4-12月期(3Q累計)経常が37%増益で着地・10-12月期も69%増益。
■アルヒ <7198>
今期税引き前を1%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ヤマト・インダストリー <7886>
今期最終を一転黒字に上方修正。
■コーア商事ホールディングス <9273>
上期経常が2.4倍増益で着地・10-12月期も3.5倍増益。
■フォーバル・リアルストレート <9423>
4-12月期(3Q累計)経常が38%増益で着地・10-12月期も20%増益。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
13(木)
1月企業物価指数(8:50)
30年国債入札
《決算発表》
アサヒ、大和ハウス、ユニチャーム、日産自、楽天、JXTG、サントリーBF、住友不、日ペイントH、日清紡HD、クラレ、大王紙、ピジョン、東亜合成、メニコン、NIPPO、協エクシオ、日揮HD、宝HD、コカコーラBJH、マクドナルド、マツモトキヨシ、オイラ大地、すかいHD、ネクソン、北越コーポ、ラクス、昭電工、エア・ウォーター、応化工、電通G、スペースマーケ、そーせい、ペプチド、ヘリオス、ソレイジア、サイボウズ、ライオン、タカラバイオ、アース製薬、メドピア、THK、アルバック、SBIインシュ、ネットワン、BUYSELL、東邦HD、三菱Uリース、ソニーFH、京急、セイノーHD、SUMCO、サッポロHD、トリドールHD、BASE、ジャストシステ、ウェルビー、コスモエネHD、マブチ、HPCシステムス
【海外】
米1月消費者物価指数(22:30)
米30年国債入札
《米決算発表》
ペプシコ、AIG
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。