兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
176円安 反落スタート、米国株安を受け売りが先行
【市況】東京株式(寄り付き)=176円安 反落スタート、米国株安を受け売りが先行
【寄り付き概況】

15日の東京株式市場は売り先行、日経平均株価は、前日比176円13銭安の2万1670円35銭と反落してスタート。
 
前日のNYダウが約200ドルの下落で4日続落、この流れを引き継いで東京市場もリスク回避の売りが優勢。
原油市況はいったん下げ止まる動きをみせているものの、引き続き貿易摩擦問題などによる世界景気の先行き鈍化懸念が株式市場の重荷となっている。
 
外国為替市場でも円安が一服しており、輸出株は買いが入りにくい外部環境にある。下落基調が続く米アップル株の影響も意識される場面で、半導体や電子部品株には向かい風が強い。
前日に日経平均は2万2000円手前の狭いレンジでのもみ合いとなったが、きょうは先物を絡めボラティリティが高まる可能性がある。
 
取引開始前に財務省が発表した4−10日の対外対内証券売買契約によると、非居住者の株式取引は3609億円の取得超で、2週連続で取得超となった。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、石油、鉱業など値上がりは6業種にとどまっている。一方、値下がりで目立つのは医薬品、精密機器、保険など。
 
 
個別では、トヨタが売られ、東海カは大幅安。ソニー、ファナックは安い。すかいらが下押し、JTは軟調。ソフトバンクG、武田が値を下げ、ファーストリテはさえない。三菱UFJ、東京海上は反落した。
半面、アマダHDが急伸し、富士通、アドバンテス、丸紅は小幅高。スクリンは続伸。東電力HD、資生堂は堅調。リクルートHD、日本郵政が値を上げ、NTTはしっかりしている。
 
225先物は、野村・ソジェン・JP・モルスタ・日興・ドイツが買い越し。
アムロ・メリル・SBI・大和・クレディが売り越し。
TOPIX先物はメリル・シティ・ソジェン・モルスタ・ドイツが買い越し。
GS・バークレイズ・大和・野村が売り越し。
 
テクニカル的には、ALSOK(2331)、マツオカ(3611)、ヒトコム(3654)、テクノス(3666)、日本紙(3863)、オカタアイ(6294)が動兆。

 
a