日米首脳会談の内容を注視しながらの神経質な推移
日米首脳会談の内容を注視しながらの神経質な推移 |
米国市場の上昇は織り込み済みとなり、日米首脳会談の行方を見極めたいとする模様眺めムードの中、こう着感の強い相場展開となった。
18日の東京株式市場は、現地時間17日午後から始まる日米首脳会談の内容を注視しながらの神経質な推移となりそうだ。
焦点は、トランプ米大統領が日本に対して貿易不均衡を唱えて、何らかの是正を求めてくることだ。
米側が是正対象として具体的な業種や品目を示した場合には、関連銘柄が売られる可能性もあるが、日本に相当不利になるような話が出てこない限りは、大きく売られる展開にはならないと考える。
■上値・下値テクニカル・ポイント(17日現在)
22533.30 均衡表雲上限(日足)
22493.05 ボリンジャー:+3σ(25日)
22334.60 26週移動平均線
22247.03 75日移動平均線
22238.42 均衡表基準線(週足)
22162.31 ボリンジャー:+2σ(25日)
22153.63 新値三本足陽転値
21905.69 均衡表雲下限(日足)
21847.59 ★日経平均株価17日終値
21831.57 ボリンジャー:+1σ(25日)
21807.34 13週移動平均線
21767.26 6日移動平均線
21698.05 均衡表転換線(日足)
21500.83 25日移動平均線
21489.58 ボリンジャー:-1σ(26週)
21426.77 200日移動平均線
21424.77 均衡表転換線(週足)
21170.10 ボリンジャー:-1σ(25日)
21159.33 均衡表基準線(日足)
21032.78 ボリンジャー:-1σ(13週)
20839.36 ボリンジャー:-2σ(25日)
20644.55 ボリンジャー:-2σ(26週)
20604.29 均衡表雲上限(週足)
20508.62 ボリンジャー:-3σ(25日)
20258.22 ボリンジャー:-2σ(13週)
5日線を下値支持線とする前週からの流れは維持された。一方で21900円付近での上値の重さも再確認され、相場は膠着感を強めている。25日線、200日線が上昇基調を維持していることもあって下値は堅いものの、2万2000円回復には新規の材料待ちの情勢と言える。
ボリンジャーバンドでは、+1σを割り込むことなく推移したが、前日に続いて+2σは遠く、下値固めが続いた。
RSIは78.38%と過熱圏に接近し、1月17日以来の高水準となった。株価がさほど上がらないままRSIの上昇が続くようだと買い疲れが意識され、2万2000円を回復する前にいったん下落して態勢を立て直す必要が出てくるだろう。
【増資・売り出し】
(17日大引け後 発表分)
■パルマ <3461> [東証M]
日本郵政キャピタルを引受先とする16万株の第三者割当増資を実施する。
発行価格は3665円で調達する約5.8億円はセルフストレージ物件開発の用地取得代金などに充てる。