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買い先行、米株高好感2万6000円を上回る
【市況】東京株式(寄り付き)=買い先行、米株高好感2万6000円を上回る
【寄り付き概況】

17日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比136円52銭高の2万6043円45銭。日経平均が取引時間中に2万6000円を上回るのは1991年6月3日以来約29年ぶりとなる。
前日の米国株市場では米バイオ医薬品大手モデルナがコロナワクチンの最終治験で94.5%の有効性を得られたと発表したことを受け、ワクチン開発期待が高まりリスクオンの流れが加速、NYダウは今年2月以来9カ月ぶりに史上最高値を更新した。
 
これを受けて東京株式市場でも主力株中心に広範囲に買いが優勢となり、日経平均は寄り付き早々に2万6000円台を回復した。
ただ、前日に500円を超える急騰を演じ、11月に入ってから既に上げ幅は約3000円に達していることもあって、目先高値警戒感からの利益確定売りで上値は重くなる可能性もあるだろう。
 
個別では、ファナック、TDK、ファーストリテが高く、ダイキンが堅調となっている。
一方、トヨタや富士通は売りが先行している。
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