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続落スタート、米債務上限問題が重荷
【市況】東京株式(寄り付き)=続落スタート、米債務上限問題が重荷
【寄り付き概況】

25日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比83円41銭安の3万0599円27銭。

前日の欧州株市場では英消費者物価指数(CPI)がインフレを示唆する内容だったことや、独景況感指数が低調だったことでスタグフレーション懸念が強まり全面安商状となった。

格付け会社フィッチ・レーティングスは日本時間25日朝、米国の長期外貨建て発行体格付けウオッチを「ネガティブ」にしたと発表したが、現時点で大きな反応はみられない。

また、米国株市場では引き続き債務上限問題が懸念されるなか、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下値を試す動きが続いた。これを受け東京株式市場でも買いが入りにくい環境にあるだろう。

ただ、外国為替市場で円安が進んでいることは、輸出セクター中心にポジティブ材料となり、日経平均は下値抵抗力も発揮している。
主要なハイテク株で構成する株価指数先物「Eミニ・ナスダック100」が日本時間25日早朝の取引で急伸し、東京株式市場でも東エレクやアドテストなどが大幅高となっている。


東証株価指数(TOPIX)は続落している。

個別では、エーザイやキヤノン、楽天グループが上げた。一方、川崎汽や第一生命、リクルートが安い。
 
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