兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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「株とFXはリバース」
「株とFXはリバース」
 
「株とFXはリバース」
 
火曜のNY株式市場で主要3指数はそろって上昇。
NYダウは131ドル高。
NASDAQは8日続伸で今月5度目の史上最高値更新。
2.1%高のアップルがけん引。
アマゾンは1.9%、マイクロソフトは0.7%上昇。
ナバロ大統領補佐官は「中国との通商合意は終わった」と発言。
その後、釈明がありトランプ大統領も中国との通商合意は全くの無傷だと確認。
市場に安心感が戻った形となった。
市場では「地政学問題や通商問題などコロナ拡大前の材料に相場は反応し始めている」という声もある。
6月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は46.8。
5カ月連続で景気拡大・縮小の節目となる50を下回ったものの5月の37.0からは改善。
新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済)は年率換算で前月比16.6%増の67万6000戸。
市場予想(2.9%増の64万戸)を上回った。
10年国債利回りは0.715%。
2年国債利回りは0.189%。
ドル円は一時106.06円と5月7日以来の安値を付けた。
その後は106円台半ば。
恐怖と欲望指数は52→52。
 
火曜の日経平均は寄り付き199円高、その後マイナス転換。
プラス圏に浮上し終値41円高の22437円。
日中値幅は436円で日足は陰線。
ナバロ米大統領補佐官が「米中交渉打ち切り」のコメント。
トランプ大統領から火消しのツイートが時間を置かずに出てきたことでのリバウンド。
TDLの7月再開も市場は歓迎した。
東証1部の売買代金は2兆2717億円と2兆円台復活。
値上がり1358銘柄(前日913銘柄)。
値下がり706銘柄(前日1150銘柄)。
新高値78柄(前日70銘柄)。
新安値1銘柄(前日2銘柄)。
騰落レシオは111.25(前日113.83)。
NTレシオは14.21倍(3月9日14.18、3月9日12.90)。
サイコロは5勝7敗で41.67%。
右肩上がりの25日線(22075円)からは2.15%のプラスかい離。
右肩上がりに転じた75日線は20164円。
右肩上がりの200日線(21811円)から3.38%のプラスかい離。
右肩下がりの5日線(22455円)から0.42%のプラスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.266%(前日▲16.946%)。
買い方▲5.933%(前日▲5.950%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲24.460%(前日▲25.958%)。
買い方▲5.344%(前日▲3.809%)。
空売り比率は37.9%(3日連続の40%割れ)。
空売り規制なしの比率は6.4%。
6月19日時点の信用売り残は143億円増の9136億円。
2週ぶりの増加。
同信用買い残は402億円増の2兆1482億円。
2週連続増加。
3ヶ月半ぶりに水準まで増加した。
金額ベースでの信用倍率は2.35倍(前週は2.34倍)。
日経HVは26.8、日経VIは28.90。
日経平均採用銘柄の予想PERは18.44倍(前日18.34倍)。
EPSは1222円(前日1223円)。
暫定PERは17.78倍。
計算上のEPSは1268円。
225のPBRは1.09倍。
BPSは20687円(前日20775円)。
225先物採用銘柄の益回りは5.42%(前日5.45%)。
配当利回りは1.98%。
東証1部全銘柄だと予想PERは22.11倍。
前期基準では19.09倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.20倍。
ドル建て日経平均は210.48(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は9円高の2132円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1904円。
東証1部の時価総額は605兆円(前日601兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比55円安の22505円。
高値22765円、安値22185円。
大証夜間取引終値は日中比40円安の22520円。
気学では「一方に片寄って動く。足取りについて良し」。
木曜は「安値にある時は急伸する」。
金曜は「変化日にして、以外の片寄をみせることあり」。
ボリンジャーのプラス1σが22877円。
プラス2σが23699円。
一目均衡の雲の上限は19874円。
26日連続で雲の上。
白く右肩上がりの勝手雲の上限は22637円。
2日連続で割り込んで雲の中。
RSIが49.16。
RCIが23.90。
猜疑心の中での推移。
「相場は懐疑の中で育つ」がテンプルトンの名言。
今回の相場もまさにこの展開。
「強気相場は、
悲観の中に生まれ、
懐疑の中に育ち、
楽観の中で成熟し、
幸福感の中で消えていく」。
 
 
《今日のポイント6月24日》
 
(1)NYダウは131ドル高の26156ドル。
   NASDAQは74ポイント高の10131ポイントと8日続伸。
   サイコロは11勝1敗。
   S&P500は1ポイント高の3131ポイント。
   ダウ輸送株指数は119ポイント高の9181ポイントと反発。
   SOX指数は0.22%上昇。
 
(2)シカゴ225先物終値は大証日中比55円安の22505円。
   高値22765円、安値22185円。
   大証夜間取引終値は日中比40円安の22520円。
   
 
(3)右肩上がりの25日線(22075円)からは2.15%のプラスかい離。
   右肩上がりの200日線(21811円)から3.38%のプラスかい離。
   右肩下がりの5日線(22455円)から0.42%のプラスかい離。
   白く右肩上がりの勝手雲の上限は22637円。
   2日連続で割り込んで雲の中。
 
(4)空売り比率は37.9%(3日連続の40%割れ)。
   6月19日時点の信用売り残は143億円増の9136億円。
   2週ぶりの増加。
   同信用買い残は402億円増の2兆1482億円。
   2週連続増加。
 
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.266%。
   買い方▲5.933%。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲24.460%。
   買い方▲5.344%。
 
(6)東証1部の時価総額は605兆円が少し重い。
 
(7)株主総会集中、配当支払時期とその再投資。
   6月末は株高のアノマリー。
   年足陽線基準は23204円。
   月足陽線基準は22062円。
 
(8)「相場は懐疑の中で育つ」がジョン・テンプルトンの名言。
 
 
今年の6月末に多少気にするのは3月末と昨年比。
ちなみに昨年末の値は・・・。
 
日経平均    23656円
TOPIX   1684ポイント
マザーズ指数   897ポイント
NYダウ    28536ドル
S&P500  3230ポイント
NASDAQ  8972ポイント
 
今年の曜日別勝敗(6月23日まで)

月曜10勝12敗
火曜13勝10敗
水曜12勝10敗
木曜10勝14敗
金曜11勝12敗。
 
日経朝刊では「株高、信用買いが拍車」の見出し。
松井証券の信用評価損率が▲5%レベルになったことから含み損は含み益になりそれが原動力。
そういう見方だし、外れてはいないだろう。
記事が心配しているのは「手じまい売り」。
しかし、経験則的心理動向からは「利食い手じまい」はなかなか難しいもの。
利食いの先にはまた「カイツケ」がある。
「ウメ→ツケ」の世界だ。
よほど精神が強くなければ「利食って手仕舞い」は難しいもの。
「拍車」とバランスを取ったような見出しは「逆流」。
「警戒も」の免罪符はまたついている。
「下値不安後退」という見出しが逆指標になっては欲しくはないものだ。
興味深いのは、その下の記事の見出し。
「FX取引額2割減」。
計算したことはないか体感的にはこの20年くらいFXが低調になると株高の傾向を感じる。
国家に何も帰することのないような遊戯と離れたマネーが株に向かうからだろうか。
加えれば・・・。
両替商が儲かるようでは政はうまくいかなかったというのが歴史でもあった。
 
「超低位株(100円以下)が賑わっています。
相場の終盤によく起こる現象です」と市場関係者。
 
火曜のNYダウは131ドル高の26156ドル。
NASDAQは74ポイント高の10131ポイントと8日続伸。
サイコロは11勝1敗。
S&P500は1ポイント高の3131ポイント。
ダウ輸送株指数は119ポイント高の9181ポイントと反発。
SOX指数は0.22%上昇。
VIX指数は31.34。
3市場の売買高は120億7000万株(過去20日平均は132.9億株)。
225先物CME円建ては大証日中比55円安の22505円。
ドル建ては大証比日中比10円高の22570円。
ドル円は106.51円。
10年国債利回りは0.715%。
2年国債利回りは0.189%。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
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(兜町カタリスト櫻井)
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