「市場に媚びて自社株買いが過去最高」
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「市場に媚びて自社株買いが過去最高」 |
「市場に媚びて自社株買いが過去最高」
「反落」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
セントルイス地区連銀のブラード総裁は「これまでの利上げはインフレに対して限られた効果しかない」と発言。
FRBは利上げを継続する必要があるとの見方を示したことを警戒。
ただ引けにかけて下落幅を縮小した。
12月FOMCで市場が織り込む0,75%利上げ確率は19%。
前日の約15%から上昇した。
大半の投資家は依然0.5%利上げを予想している。
シスコシステムズが5%上昇。
百貨店大手メーシーズは15%高。
10月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比4.2%減の142万5000戸。
一戸建て住宅が約2年半ぶりの低水準。
市場予想は141万戸だった。
「住宅ローン金利の高騰を背景に住宅市場は低迷している」との解釈。
一戸建て住宅の着工件数は6.1%減の85万5000戸。
2020年5月以来の低水準。
5戸以上の集合住宅の着工件数は0.5%減の55万6000戸。
期間30年の住宅ローン固定金利の平均は7%を上回り2002年以来の高水準。
10月の着工許可件数は2.4%減の152万6000戸。
一戸建てが3.6%減の83万9000戸。
集合住宅が1.9%減の63万3000戸。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は4000件減の22万2000件。
市場予想は22万5000件だった。
ハイテク分野での解雇が増加。
ツイッターやアマゾン、メタ・プラットフォームズなどが今月、数千人規模の人員削減を発表。
住宅や金融の分野でも解雇が見られる。
2年国債と10年国債の逆イールドはマイナス0.68%。
2000年以来の高水準に接近した。
10年物利回りは3.83%のFF金利を下回っている。
「通常、ターミナルレート(利上げの最終到達点)が確立された場合にのみ発生する現象」との声もある。
10年国債利回りは3.769%。
2年国債利回りは4.460%。
ユーロ圏の10月の消費者物価指数(HICP)改定値は前年比上昇率が10.6%だった。
速報値の10.7%からわずかに下方修正。
ただエネルギー価格高騰を背景に過去最高水準。
前月比は1.5%上昇で速報値から変わらず。
ドル円は140円台前半。
WTI原油先物12月限は前日比1.33ドル(1.5%)安の1バレル=85.59ドル。
ビットコインは3.95ドル(4.6%)安の81.64ドル。
SKEW指数は115.94→115.56→115.24。
恐怖と欲望指数は64→63。
木曜のNYダウは7ドル(0.02%)安の33546ドルと続落。
高値33616ドル、安値33239ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオ(25日)は150.67(前日162.11)。
NASDAQは38ポイント(0.35)安の11144ポイントと続落。
高値11198ポイント、安値11006ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオ(25日)は105.75(前日110.94)。
S&P500は12ポイント(0.31%)安の3946ポ゚イントと続落。
高値3954ポイント、安値3906ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオ(25日)は126.24(前日139.08)。
ダウ輸送株指数は147ポイント(1.03%)安の14159ポイントと続落。
SOX指数は28ポイント(1.05%)安の2719ポイントと反発。
VIX指数は23.93と低下。
3市場の合算売買高は103億株(前日105億株。過去20日平均は121億株)。
225先物CME円建ては大証日中比150円安の27965円。
ドル建ては大証日中比5円安の27975円。
ドル円は140.18円。
10年国債利回りは3.769%。
2年国債利回りは4.460%。
「週足陽線基準は27963円」
木曜の日経平均は寄り付き76円安。
終値は97円(▲0.35%)安の27930円と3日ぶりに反落。
日足は3日ぶりに陰線。
木曜のマドは27688円ー27485円。
金曜マドは27485円ー27837円
SQ値28225円に対して1勝4敗。
TOPIXは2.99ポイント(△0.15%)高の1966ポイントと反発。
日銀は6月17日以来104日間ETFを買っていない。
プライム市場指数は1.52ポイント高の1011.77と反発。
東証マザーズ指数は1.05ポイント(▲0.13%)安の790.39と5日ぶりに反落。
プライム市場の売買代金は2兆8010億円(前日は3兆5132億円)。
値上がり1278銘柄(前日940銘柄)。
値下がり469銘柄(前日821銘柄)。
新高値58銘柄(前日48銘柄)。
新安値8銘柄(前日23銘柄)。
どうもアンバランス。
プライム市場の騰落レシオは111.14(前日106.54)。
NTレシオは14.20倍(前日14.25倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(27415円)からは△1.88%(前日△2.46%)。
22日連続で上回った。
上向きの75日線は27638円。
5日連続で上回った。
かすかに上向きに転じた200日線(27156円)からは△3.22%(前日△3.22%)。
11日連続で上回った。
上向きの5日線は28035円。
5日ぶりに下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.561%(前日▲14.842%)
買い方▲7.295%(前日▲7.228)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.814%(前日▲11.977%)。
買い方▲22.099% (前日▲22.169%)。
空売り比率は41.2%(前日40.2%。2日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.8%(前日8.3%)。
日経VIは18.50(前日18.87)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.62倍(前日12.61倍)。
前期基準では13.55倍。
EPSは2213円(前日2222円)。
11月15日の過去最高水準は2238円。
225のPBRは1.15倍(前日1.15倍)。
BPSは24287円(前日24372円)。
10年国債利回りは0.240%(前日0.240%)。
プライム市場の予想PERは13.49倍。
前期基準では14.37倍。
PBRは1.16倍。
日経平均の予想益回りは7.92%。
予想配当り利回りは2.27%。
プライム市場の予想益回りは7.41%。
配当り利回り加重平均は2.51%。
プライム市場の単純平均は7円高の2459円。
プライム市場の売買単価は2620円(前日2866円)。
プライム市場の時価総額は713兆円(前日712兆円)。
ドル建て日経平均は200.35(前日200.49)と反落。
2日連続で200ドル超。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比15円安の27965円。
高値27970円、安値27775円。
大証先物夜間取引終値は日中比10円安の27970円。
気学では金曜は「初め安いと後高し」。
月曜は「良く動く日にして、前後場仕成りを異にする」。
火曜は「寄り付きから売り方針のこと」。
木曜は「戻りは必ず得ること」。
金曜は「波乱の日。前後場仕成りが変わる」。
ボリンジャーのプラス1σが27874円。
プラス2σが28383円。
マイナス1σが26956円。
週足陽線基準は27963円。
《今日のポイント11月18日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
10年国債利回りは3.769%。
2年国債利回りは4.460%。
ドル円は140円台前半。
SKEW指数は115.94→115.56→115.24。
恐怖と欲望指数は64→63。
(2)ダウ輸送株指数は147ポイント(1.03%)安の14159ポイントと続落。
SOX指数は28ポイント(1.05%)安の2719ポイントと反発。
VIX指数は23.93と低下。
3市場の合算売買高は103億株(前日105億株。過去20日平均は121億株)。
225先物CME円建ては大証日中比150円安の27965円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆8010億円(前日は3兆5132億円)。
値上がり1278銘柄(前日940銘柄)。
値下がり469銘柄(前日821銘柄)。
新高値58銘柄(前日48銘柄)。
新安値8銘柄(前日23銘柄)。
どうもアンバランス。
プライム市場の騰落レシオは111.14(前日106.54)。
NTレシオは14.20倍(前日14.25倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)上向きの25日線(27415円)からは△1.88%(前日△2.46%)。
22日連続で上回った。
上向きの75日線は27638円。
5日連続で上回った。
かすかに上向きに転じた200日線(27156円)からは△3.22%(前日△3.22%)。
11日連続で上回った。
上向きの5日線は28035円。
5日ぶりに下回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.561%(前日▲14.842%)
買い方▲7.295%(前日▲7.228)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.814%(前日▲11.977%)。
買い方▲22.099% (前日▲22.169%)。
(6)空売り比率は41.2%(前日40.2%。2日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.8%(前日8.3%)。
日経VIは18.50(前日18.87)。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.62倍(前日12.61倍)。
EPSは2213円(前日2222円)。
11月15日の過去最高水準は2238円。
225のPBRは1.15倍(前日1.15倍)。
BPSは24287円(前日24372円)。
10年国債利回りは0.240%(前日0.240%)。
(8)プライム市場の単純平均は7円高の2459円。
プライム市場の時価総額は713兆円(前日712兆円)。
ドル建て日経平均は200.35(前日200.49)と反落。
2日連続で200ドル超。
(9)ボリンジャーのプラス1σが27874円。
プラス2σが28383円。
マイナス1σが26956円。
週足陽線基準は27963円。
今年の曜日別勝敗(11月17日まで)
↓
月曜21勝19敗
火曜27勝18敗
水曜22勝22敗
木曜22勝21敗
金曜21勝20敗
11月第2週(11月7日─11月11日)の週間海外投資家動向。
現物5209億円買い越し(3週連続で買い越し)。
先物2125億円買い越し(2週ぶりに売り買い越し)。
合計7335億円買い越し(3週連続で買い越し)。
個人は現物6504億円売り越し。
先物2511億円売り越し。
合計9015億円売り越し。
信託銀行は現物1071億円買い越し。
先物537億円売り越し。
合計534億円の買い越し(8週連続)。
11月第1週(10月31日─11月4日)の週間海外投資家動向。
現物3904億円買い越し(2週連続で買い越し)。
先物1423億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
合計2480億円買い越し(2週連続で買い越し)。
個人は現物931億円売り越し。
先物497億円売り越し。
合計434億円売り越し。
信託銀行は現物98億円売り越し。
先物208億円買い越し。
合計109億円の買い越し(7週連続)。
11月11日時点のQuick調査の信用評価損率は▲10.18%(前週▲10.62%)。
4週連続で好転。
11月11日時点の信用売り残は999億円増の8043億円。
2週連続で増加。
同信用買い残は2001億円減の2兆9417億円。
2週ぶりに減少。
信用倍率は3.66倍(前週4.46倍)。
9月22日時点以来の3倍台。
11月4日時点の裁定売り残は429億円減の4795億円。
3週ぶりに減少。
同裁定買い残は608億円減の4601億円。
7週連続で減少。
当限は売り残が361億円減の4437億円。
買い残が713億円減の2506億円。
翌限以降は売り残が68億円減の358億円。
買い残が105億円増の2094億円。
「自社株買い最高9兆円超」の見出し。
年間ベースの過去最高は96年の8.5兆円だった。
今年は11月中旬までの延べ990社超が9.2兆円を設定。
背景は豊富な手元資金。
3月期決算の東証プライム市場上場企業の9月末時点の手元資金は前年同期比10%増。
102兆円と過去最高だ。
自社株買いは投資家に自社株が割安だと示すのが「シグナリング効果」。
確かに重要だが、投資の先が成長投資でなく自社株買いという構図。
少し市場に媚びている気がしないでない。
自社株買いでの株価上昇ではなく成長投資の未来の果実を評価したいものだ。
そもそも発行株数の減少は目先的には株高要因だが、長期的には流動性の面で上値を抑えることもある。
株が豊富にあるからこと人は株を買う。
ものすごい逆説なのだが、これは市場ではほとんど理解されていない。
◇━━━ カタリスト━━━◇
ラクーン(3031)・・・動兆
衣料・雑貨の企業間電子商取引「スーパーデリバリー」運営。
EC事業は国内でメーカー卸売り業務と小売店仕入れ業務が好調。
海外も越境利用者が拡大。
売掛債権保証は保証残高増加。
企業間決済はンボイス対応に。
(兜町カタリスト櫻井)