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前場終値比でやや下げ幅縮小
【市況】東京株式(後場寄り付き)=前場終値比でやや下げ幅縮小
【後場寄り付き概況】


後場寄り付きの日経平均株価は前営業日比190円98銭安の2万3329円03銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、6.93ポイント安の1702.74で始まった。
前場終値と比較して若干下げ幅を縮小している。ただ、高値警戒感が強く、利益確定売りが続いている。香港株安も投資家心理を悪化させており、上値が重い。
外国為替市場では、1ドル=109円近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
 
個別では、ファーストリテが値を下げ、リクルートHDもさえない。GMOPGが大幅安。三菱UFJ、三井住友は弱含み。任天堂、日産自が軟調。東エレクは小幅安となっている。
 
半面、富士フイルムが上伸。武田もしっかり。レーザーテックが値を上げ、ソニー、キーエンス、アドバンテスも堅調。トヨタは小高い。ソフトバンクGは強含みの展開。
 
 
前日は後場中ごろから日米で長期金利が一段と上昇するとともに株価指数先物に買いが入り、日経平均も急動意を見せた。
この日の日経平均先物の手口を見ると、シティグループ証券が買い越しトップ。現物株、先物とも目立って売買が増えたわけでないが、それまで市場はやや手控えムードだったため、大きな値動きにつながった可能性がある
 
米国では「恐怖指数」とされるVIX指数が今年最低の水準に迫り、ヘッジファンドのVIX指数先物の売り持ち高が過去最高にまで膨らんでいるとの指摘もある。ここまで株式相場を押し上げてきた楽観ムードの反動に警戒しておくに越したことはないだろう。

 
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