この後もしっかりか、米ドル円。
【為替】この後もしっかりか、米ドル円。
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19日の欧米外国為替市場は、FOMCの結果を受け米ドル円が上昇した。今回のFOMCは0.25%を決定したものの、市場が予想したほどハト派色が強くなかったことが米ドル円上昇につながったようだ。
具体的には、パウエルFRB議長が利下げについて「景気が実際に下向けば、適切となる」としながらも「データに依存する、あらかじめ決められた軌道には乗ってない」と追加利下げを見込まなかった点である。米ドル円の動きを見ると、FOMCの結果後に急速に水準を切り上げ、高値を108.490円とした。
さて、この後の米ドル円はFOMCを無難に通過したことの安堵感を背景に、堅調な地合いが継続すると予想する。上昇の目処としては、8/1の高値109.330円を想定したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]