日経ジャスダック平均は5日続伸、やや買い優勢
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【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は5日続伸、やや買い優勢
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日経ジャスダック平均株価は小幅ながら続伸した。前引けは前日比0円06銭高い3652円07銭となった。前日の米株式市場で主要株価指数が最高値を更新したことで投資家心理が改善。新興市場でも好材料を発表した銘柄を中心に買いがやや優勢となった。香港人権法の成立で受注減速懸念が広がったハーモニックには利益確定売りが出た。上海総合指数や香港・ハンセン指数は小幅安で推移しており、不透明感は強く様子見気分が膨らんでいる。
ジャスダック平均は前引け時点で、27日につけた年初来高値をわずかながら上回った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で337億円、売買高は3689万株。値上がり銘柄数は257、値下がり銘柄数は303となった。
個別では、タツミが一時ストップ高と値を飛ばした。安江工務店、美樹工業、nms ホールディングス、平賀、日本ロジテムなど8銘柄は年初来高値を更新。セレスポ、トライアイズ、フジトミ、多摩川ホールディングス、メイコーが買われた。
一方、フジタコーポレーションが一時ストップ安と急落した。プラップジャパン、三洋堂ホールディングス、かわでんは年初来安値を更新。日本パレットプール、日本一ソフトウェア、テクノアルファ、fonfun、アンビスホールディングスが売られた。