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値上がり優勢、好材料銘柄への買い
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、好材料銘柄への買い

 
東証グロース市場は、東証マザーズ指数、グロースCoreはともに反発。
東証マザーズ指数の終値は前営業日比16.63ポイント(2.13%)高い796.58となり、4月6日以来7カ月半ぶりの高値を付けた。23日の米株式相場の上昇を受けて投資家心理が強気に傾き、国内の新興銘柄には買いが集まった。好材料銘柄への買いも目立った。
 
23日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(1〜2日開催分)は、多くの参加者が利上げ減速を支持していることがわかった。市場では「米金利が急上昇するとの懸念が後退し、高PER(株価収益率)の新興銘柄には追い風」(国内証券)との指摘があった。
 
東証グロース市場では、小口決済導入サービスを開発支援したアイリッジが一時、制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。EDPも高い。一方、新株予約権を発行するカルナバイオは制限値幅の下限(ストップ安水準)で配分された。22日に上場したティムスも売られた。
値上がり銘柄数322、値下がり銘柄数143と、値上がりが優勢だった。
 
個別では、Chatworkがストップ高。アイリッジは一時ストップ高と値を飛ばした。霞ヶ関キャピタル、ディジタルメディアプロフェッショナル、アドバンスト・メディア、ボードルア、バルテスなど11銘柄は年初来高値を更新。キャンバス、マイクロアド、MRT、プレイド、HENNGEが買われた。
 
 一方、カルナバイオサイエンスがストップ安。ベースフード、THECOO、ファンペップ、ティムス、POPERなど9銘柄は年初来安値を更新。Waqoo、エフ・コード、シンメンテホールディングス、ジィ・シィ企画、東京通信が売られた。
 
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