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値上がり優勢、新規株式公開(IPO)堅調
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、新規株式公開(IPO)堅調

 
東証グロース市場はこのところ相次いでいる新規株式公開(IPO)がおおむね堅調な滑り出しとなっており、投資余力が増した個人投資家などの買いが新興市場の既存銘柄にも波及した。ただ、28日の日経平均株価が軟調に推移したことは新興株の上値を抑える要因となった。市場では「グロース市場では、3〜4月のIPOに注目が集まっている」との声が聞かれた。
グロース250とグロースCoreは小幅高。
東証グロース市場250指数の前引けは前日比0.22ポイント(0.03%)高の739.45だった。
グロース市場ではトライアルやソラコムが上昇した。一方、イシンやフリーは下落した。
値上がり銘柄数274、値下がり銘柄数240と、値上がりが優勢だった。
 
28日は2社が新規上場した。東証グロース市場に上場したカウリスは買い気配のまま午前の取引を終えた。気配値は公開価格(1530円)を1078円上回る2608円だった。同市場に上場した情報戦略テクも買い気配のまま午前の取引を終えた。気配値は公開価格(460円)を322円上回る782円だった。
 
個別では、地域新聞社が一時ストップ高と値を飛ばした。BRUNO、GA technologies、GMO TECH、ASNOVAは昨年来高値を更新。メンタルヘルステクノロジーズ、マイクロ波化学、NexTone、yutori、網屋が買われた。
 
 一方、フォーライフ、カオナビ、ブライトパス・バイオ、ステムリム、ドリーム・アーツなど7銘柄が昨年来安値を更新。夢展望、CRGホールディングス、サンバイオ、イーエムネットジャパン、フリーはが売られた。
 
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