値下がり優勢、プライムの売りにつれ安
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【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、プライムの売りにつれ安
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東証グロース市場は米ハイテク関連株高を好感して高く始まったものの、午後から東証プライム市場の売りにつれて安くなった。東証マザーズ指数、グロースCoreはいずれも3営業日ぶりに反落。
東証マザーズ指数の終値は前日比4.30ポイント(0.57%)安い748.60だった。午後に東証プライム銘柄の下げが目立つなか、グロース銘柄にも売りが波及した。
東証プライム銘柄と比べて株価が出遅れていた中小型株を物色する動きもみられた。
市場では「半導体製造装置の中国への輸出管理強化に関して施行日が決まり、関連株が下がったことが広く売りを誘った」との見方があった。
東証グロース市場では松屋R&Dやシャノンが買われた。一方、カバーやヘッドウォは下落した。
値上がり銘柄数164、値下がり銘柄数331と、値下がりが優勢だった。
個別ではシャノン、ジィ・シィ企画、BTM、AIAIグループ、トゥエンティーフォーセブンがストップ高。モダリス、AHCグループ、さくらさくプラスは一時ストップ高と値を飛ばした。ユナイテッド、ランディックス、クリアル、海帆、BRUNOなど23銘柄は年初来高値を更新。ispace、セキュア、Photosynth、GMOメディア、ジェイテックが買われた。
一方、海帆が一時ストップ安と急落した。アマナ、サンワカンパニー、ソフトマックス、イルグルム、フィスコなど16銘柄は年初来安値を更新。コンヴァノ、ELEMENTS、ディジタルメディアプロフェッショナル、ファンデリー、Rettyが売られた。