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NYダウ60ドル高、経済対策への期待で
【市況】NYダウ60ドル高、経済対策への期待で
 
12日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前日比60ドル00セント高の3万1068ドル69セントで終えた。
バイデン次期政権による経済対策への期待などから景気敏感株の一角が買われた。主力ハイテク株が利益確定売りに押され、相場の上値は重かった。
 
この日のニューヨーク市場の原油先物相場は、サウジアラビアの自主的な追加減産表明が引き続き支援材料となる中、6営業日続伸した。原油高が支援材料となり、シェブロンなどエネルギー株に買いが入った。化学のダウが4%高、前日夕に新製品を発表した半導体のインテルは3%上げた。また、米長期金利が一時1.18%と昨年3月以来の水準に上昇を受けてJPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスなど金融株も堅調に推移し、ダウの上昇に寄与した。
 
バイデン氏は14日に家計への現金給付の増額などを含む数兆ドル規模の経済対策を公表する。財政規律を重視する共和党議員による反対で規模は縮小する見通しとはいえ、新政権発足後に支援策が成立し、米景気回復を促すとの見方が多い。
 
一方、顧客情報管理(CRM)のセールスフォース・ドットコムやソフトウエアのマイクロソフトなど主力ハイテク株は売られ、ダウ平均の上値を抑えた。長期金利の上昇で高PER(株価収益率)銘柄が売られやすかった。製薬のメルク、クレジットカードのビザも下げた。
 
業種別ではエネルギー、一般消費財、素材、金融などへの買いが目立った一方、通信、ヘルスケアなどは軟調だった。
 
ナスダック総合株価指数は反発し、前日比36.003ポイント(0.3%)高の1万3072.434で終えた。主力ハイテク株はさえなかったが、前日に大きく下げた電気自動車(EV)のテスラが5%近く上げ、半導体株の一角も買われた。
 
 
NYダウ工業株30種(ドル)
31,068.69+60.00
S&P500種
3,801.19+1.58
ナスダック
13,072.434+36.003
NY金(ドル/トロイオンス)
1,850.80+15.40
NY原油(ドル/バレル)
53.30+1.05
円・ドル
103.73 - 103.75−0.42


 

【シカゴ日本株先物概況】


12日のシカゴ日経平均先物は反発した。3月物は前日比170円高の2万8190円で引け、12日の大取終値と同じだった。
バイデン次期政権による巨額追加経済対策への期待から景気敏感株がおおむね堅調に推移したほか、長期金利の上昇を受けてゴールドマン・サックスなどの金融株も軒並み高となった。景気は回復に向かうとの期待から、日経平均先物は米株とともに買われた。
 
一方で米政治情勢の混乱が上値を抑えた。米民主党は11日、トランプ大統領の罷免をペンス副大統領に求める決議案を下院に提出した。
ペンス氏が罷免に応じなければ、民主党はトランプ氏を弾劾訴追する決議案を週内に採決する見通し。
 
この日の3月物高値は2万8265円、安値は2万7940円。
 
 
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
28190 ( 0 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
28215 ( +25 )
( )は大阪取引所終値比



【欧州株式市場】

 
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 6754.11(−44.37)
12日のFTSE100種総合株価指数は続落した。前日の終値に比べ44.37ポイント(0.7%)安の6754.11で引けた。イングランド銀行のベイリー総裁がマイナス金利政策に否定的な見解を示したことで、外為相場ではポンドが急伸。これを受けて、英国株は売りが優勢となった。構成銘柄の6割強が下落した。
午後に売り圧力がやや強まった。外国為替市場でポンドが上昇し、海外での収益比率が大きい多国籍企業に売りが広がった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けてロックダウン(都市封鎖)が実施され、景気低迷が長期化するとの警戒感も根強い。
 
主な個別銘柄では、ポンド高が収益の圧迫につながる医薬品株やたばこ株が下落し、指数を押し下げた。食品・日用品のユニリーバも安かった。鉱業株にも売りが続いた。なかでもフレスニージョの下げが目立った。前日に大幅高となったスポーツ関連小売りのJDスポーツ・ファッションは、利益確定の売りで下げた。
 
半面、銀行株は全銘柄が上昇した。欧米の長期金利上昇が利ざや拡大につながるとの見方から買われた。原油高を追い風に石油株も上げた。航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)が3.3%高で上昇率トップ。
 
 
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 13925.06(−11.60)
12日のドイツ株式指数(DAX)は小幅続落した。終値は前日と比べて11.60ポイント安の1万3925.06だった。前日終値付近での一進一退が続いたが、引けにかけて下げ幅をやや広げた。電力のエーオンとRWEの値下がりが目立った。
 
個別では、素材メーカーのコベストロと半導体のインフィニオンテクノロジーズは買われた。それぞれアナリストが目標株価を引き上げたことが手掛かりになった。
 
 
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5650.97(−11.46)
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