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反落後、もみ合い展開か
【オープニングコメント】
反落後、もみ合い展開か

13日の日経平均株価は反落後、もみ合いか。
日経平均株価の予想レンジは、2万9900円−3万200円。
先週末の米国株は下落。ダウ平均は271ドル安の34607ドルで取引を終えた。上昇して始まったものの買いが続かず失速し、終盤にかけて下げ幅を広げる展開だった。
前週末10日に大幅反発した反動や、現地10日の米国株式が続落したことから、売り優勢のスタートとなりそう。
 
ただ、地合いは強いとみられ、下値を拾う動きなどから、フシ目の3万円が意識されそう。
直近の上昇ペースが速かったため、押し目を待っている投資家は多いと思われる。売りから入って買い戻しのタイミングを逃した投資家も多いと思われるだけに、これらの投資家層の買いが下値を支える要因となるだろう。9月限先物のSQ(特別清算指数)値の3万85円93銭や節目の3万円もサポートになると期待でき、売り一巡後は下げ渋ると予想する。
 
一方、北朝鮮の労働新聞は13日、同国が11、12日に新型長距離巡行ミサイルの発射実験を行い、1500キロメートル離れた目標に命中したと報じた。東アジアの地政学リスクが警戒され、手控えムードが広がる場面も想定される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(前週末10日は109円94−96銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の後半(同130円19−23銭)とやや円高方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同10日の大阪取引所清算値比225円安の2万9935円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■フリービット <3843>
5-7月期(1Q)経常は73%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.38%にあたる50万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■神島化学工業 <4026>
5-7月期(1Q)経常は92%増益で着地。
 
■バリオセキュア <4494>
HEROZ <4382> と資本業務提携。HEROZはバリオの株主から発行済み株式数の32.31%にあたる株式を取得する予定。
 
■セルソース <4880>
11-7月期(3Q累計)経常が2.8倍増益で着地・5-7月期も4.1倍増益。また、10月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施する。
 
■オハラ <5218>
今期経常を23%上方修正、配当も5円増額。
 
■石井表記 <6336>
今期経常を一転39%増益に上方修正。
 
■多摩川ホールディングス <6838>
人工衛星などに利用される小型原子時計の構成部品ガスセルを小型かつ低コストに製造する方法の実証に成功。
 
■大真空 <6962>
10月31日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施。
 
■三井ハイテック <6966>
今期経常を44%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■扶桑電通 <7505>
今期配当を91円増額修正。
 
■テクノアソシエ <8249>
上期経常を31%上方修正。
 
■SGホールディングス <9143>
子会社佐川急便が日本郵政 <6178> と協業することで基本合意。
 
■フルスピード <2159>
5-7月期(1Q)経常は36%増益で着地。
 
■ティビィシィ・スキヤツト <3974>
11-7月期(3Q累計)経常は78%増益・通期計画を超過。
 
■カラダノート <4014>
今期経常は35%増で6期連続最高益更新へ。また、27年7月期に営業利益15億円以上(21年7月期は2億円)を目指す中期経営計画を策定。
 
■ブレインズテクノロジー <4075>
今期経常は63%増で3期連続最高益更新へ。
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
13(月)
【国内】
7-9月期法人企業景気予測調査(8:50)
8月企業物価指数(8:50)
《決算発表》
神戸物産、ビジョナル、正栄食、JMHD、J.S.B.、アクシージア、Hamee、稲葉製作、学情、トーエル、ツクルバ、フロンティアI、SKIYAKI、フィット
 
【海外】
米8月財政収支(9/14 3:00)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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