兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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堅調展開か
【オープニングコメント】
堅調展開か
 
8月1日の東京株式市場は反発後、上値の重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7600円−2万8100円を想定。
先週末の米国株は上昇。ダウ平均は315ドル高の32845ドルで取引を終えた。
日経平均株価は前週末7月29日、底堅い動きとなっていたことや、現地7月29日の欧米株式が上昇したこともあり、買い先行スタートが見込まれる。ただ、直近で心理的なフシ目の2万8000円前後では、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好が続いていることもあり、停滞商状となる場面も想定される。

一方で、決算発表が本格化していることから、好業績銘柄への個別株物色が中心になりそう。
業績を吟味しながら個別物色が盛り上がり、全体としては売りが抑制されるという流れになると思われる。先週の日経平均は2万8000円近辺では上値が重くなった。高く始まることになりそうだが、節目の近辺では強弱感が交錯すると予想する。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=133円台の前半(前週末7月29日は132円77−79銭)、ユーロ・円が1ユーロ=136円台の前半(同135円88−92銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比225円高の2万7975円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■シミックホールディングス <2309> 
今期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■キャリアデザインセンター <2410> 
今期経常を38%上方修正、未定だった配当は10円増配。
 
■田中化学研究所 <4080> 
4-6月期(1Q)経常は3.6倍増益・通期計画を超過。
 
■旭有機材 <4216> 
今期経常を一転17%増益に上方修正・最高益更新へ。
 
■日本化薬 <4272> 
今期経常を一転15%増益に上方修正・9期ぶり最高益更新へ。
 
■大紀アルミニウム工業所 <5702> 
4-6月期(1Q)経常は10%増益で着地。
 
■オーナンバ <5816> 
上期経常を一転7%増益に上方修正、通期も増額、配当も1円増額。
 
■本多通信工業 <6826> 
ミネベアミツミ <6479>がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株705円で29日終値を25.2%上回る水準。買い付け期間は8月1日から9月12日まで。
 
■エンプラス <6961> 
今期経常を63%上方修正。また、発行済み株式数の26.45%にあたる350万株の自社株を消却する。消却予定日は8月31日。
 
■新光電気工業 <6967> 
上期経常を33%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。また、半導体メモリー向けプラスチックBGA基板の生産能力を増強。
 
■伯東 <7433> 
上期経常を一転56%増益に上方修正・最高益更新へ。
 
■ホクシン <7897> 
今期経常を一転10%増益に上方修正。
 
■M&A総合研究所 <9552> 
今期経常を38%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■アイ・エス・ビー <9702> 
今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額。
 
■アイエックス・ナレッジ <9753> 
4-6月期(1Q)経常は13%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.03%にあたる20万株(金額で1億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
1(月)
【国内】
 
7月新車販売台数(14:00)
7月軽自動車販売台数(14:00)
 
《決算発表》
 
アステラス薬、京セラ、塩野義、小野薬、TDK、ANA、大ガス、住友化、JSR、大塚商、ヒロセ電、日本ハム、ミツコシイセタン、あおぞら、ハウス食G、大和工、南海電、丸和運輸、マクニカ富士、ニチアス、アトム、キッセイ薬、日立造、セ硝子、持田薬、プリマハム、千代建、オルガノ、日軽金HD、ティーガイア、GMOFHD、カッパ・クリエ、三菱総研、山洋電、住友理工
 
 
【海外】
 
中国7月財新製造業PMI(10:45)
米7月ISM製造業景気指数(23:00)
 


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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