ランド円が6.10円台へ、この後の上昇続くか
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【為替】ランド円が6.10円台へ、この後の上昇続くか
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21日の欧米為替市場は、リスク回避姿勢が強まる展開となった。詳しくは、米ドル円が108円台後半から108円台半ばまで、ユーロ円が118円台半ばから117円台後半まで水準を切り下げた。
また、豪ドル円は一時71.00円台を回復するも次第に弱含む展開で、終値を70.680円としている。そんなか上昇が目立ったのが、南アランド円である。値動きを見ると、東京時間中は5.900円台だったが、欧米時間で買いが優勢となり、高値を6.155円とした。この上昇の理由は、南ア中銀の政策金利だろうか。昨夜、南ア中銀は政策金利を4.25%から3.75%の利下げを決定する。
しかし、利下げは織り込み済みだったことからランド相場に安心感が広がり、その結果ランド円が買われたというわけだ。この後の展開としては、6.100円台をしっかり維持できるかがポイントとなるだろうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]