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マザーズ指数は3日続伸、バイオ株を中心に逆行高
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は3日続伸、バイオ株を中心に逆行高

 
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比23.54ポイント高い1245.00だった。高成長の期待できる銘柄を中心に買いが入った。
時価総額上位のハイテク株や個別材料の観測されたバイオ株を中心に逆行高となり、マザーズ指数を押し上げた。国内外での新型コロナウイルス感染拡大に伴って日経平均は9日ぶりに反落し、マザーズ市場でも売りに押される銘柄が多かった。
アンジェスが新型コロナウイルスの治療薬について米食品医薬品局(FDA)から臨床試験の開始許可を得たと発表し13%上昇。全自動PCR検査装置が好調で好決算を発表したPSSが急伸したほか、AIinsやメドレー、BASEも大幅に上げた。半面、JTOWERやフリー、イグニスは下落した。
市場では「東証1部が軟調ななか、値動きが軽いとみたマザーズ市場に個人投資家の資金が移っている」との声があった。「直近の株価上昇で個人のリスク許容度が増している」とみられ、信用取引の買いが活発化している。
値上がり銘柄数は116、値下がり銘柄数は213となった。
 
個別では、ケアネット、グローバルウェイ、Jストリーム、AI inside、ポートなど6銘柄がストップ高。プレシジョン・システム・サイエンスは一時ストップ高と値を飛ばした。アズーム、スマレジ、KIYOラーニング、MTGなど6銘柄は年初来高値を更新。アルファポリス、アンジェス、BASE、CRI・ミドルウェア、ユーザベースが買われた。
 
一方、総医研ホールディングス、ログリー、NexToneがストップ安。イグニスは一時ストップ安と急落した。夢展望、日通システム、インターファクトリー、Branding Engineerは年初来安値を更新。アプリックス、フルッタフルッタ、リビン・テクノロジーズ、グランディーズ、マーケットエンタープライズが売られた。
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