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押し目買いか

押し目買いか
 



 
 
 
 
 
 
Market Data
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【日経平均】
39533円32銭(△32円95銭=0.08%)
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【TOPIX】
2739.68(▲2.47=0.09%)
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【グロース250】
631.38(△4.50=0.72%)
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【プライム売買高】20億2618万株(▲3億7794万株)
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【売買代金】4兆2256億円(▲1兆0395億円)
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【値上がり銘柄数】698(前日:632)
【値下がり銘柄数】909(前日:971)
【新高値銘柄数】66(前日:84)
【新安値銘柄数】34(前日:17)
【25日騰落レシオ】91.98(前日:97.64)
 
 
 
■本日のポイント
 
 1.日経平均は小幅続伸、朝安も後場に切り返す展開
 2.前週末の米株市場では景気敏感株や金融株が堅調
 3.日経平均は前週の1400円超上昇で利食い圧力意識
 4.円安進行が輸出セクター中心に追い風材料となる
 5.値下がり銘柄が多い中、電線株や半導体株は高い
 
 
日経平均は小幅高。上でも下でも値幅が出ればそれが修正された。8日の米国株が上昇した割にはさえない1日であったが、クロージング・オークションに入る前では下げていたところから最終的にプラスで終えた点には、買い意欲の強さもうかがえる
ローソク足では3営業日ぶりに陽線を形成し、安値(3万9315円)でも5日線(3万9274円、11日時点)は割り込まなかった。
足元では米国株の上昇に対する期待が強いだけに、日本株が大崩れする展開は想定しづらい。
8日の米国では、ダウ平均が4万4000ドル、S&P500が6000ポイントの節目を上回る場面があった。日経平均のきょうの終値は3万9533円。
外部環境が良好なうちに、4万円の節目を超える動きが見られるかが注目されるだろう。
 
今週は13日に10月の米消費者物価指数、15日に7-9月GDP速報と米10月小売売上高と内外で重要な指標の発表が続く。高値圏にあるだけに様子見的な相場となりやすい。日経平均はここ数日25日移動平均線(3万8959円)にサポートされており、ここが押し目買いの目安となっている。
 
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(11日現在)
 
41320.18  ボリンジャー:+2σ(26週)
40561.27  ボリンジャー:+2σ(13週)
40553.04  ボリンジャー:+3σ(25日)
40021.70  ボリンジャー:+2σ(25日)
39917.91  ボリンジャー:+1σ(26週)
39910.55  新値三本足陽転値
 
39533.32  ★日経平均株価11日終値
 
39502.29  ボリンジャー:+1σ(13週)
39490.35  ボリンジャー:+1σ(25日)
39070.72  6日移動平均線
38984.77  均衡表基準線(日足)
38959.01  25日移動平均線
38915.34  均衡表転換線(日足)
38515.65  26週移動平均線
38477.57  200日移動平均線
38443.32  13週移動平均線
38427.66  ボリンジャー:-1σ(25日)
 
高値と安値は先週末水準をそれぞれ下回ったが、ローソク足は小陽線で終了し、39500円前後での売り買い拮抗状態を窺わせた。上向きの5日移動平均線を下回る場面はなく、25日線の上向きキープと併せて上昇トレンド継続を示唆している。一目均衡表では、10月29日を起点に横ばいだった基準線が上向いており、転換線の基準線突破による三役好転の強気形状示現が迫っている。
 
 
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