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値下がり優勢、投資家心理が後退
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、投資家心理が後退

 
東証グロース市場は米国株安を受けて投資家心理が後退した影響から、売り優勢で推移した。東証マザーズ指数、グロースCoreはいずれも3日続落。
東証マザーズ指数の終値は前日比9.07ポイント(1.22%)安い736.97だった。米国で米連邦政府の債務上限問題を巡る交渉が膠着し、先行き不安から前日の米株式市場でナスダック総合株価指数が下落した。国内の新興株市場でもPER(株価収益率)が高いグロース(成長)銘柄を中心に売りが出た。
 
東証グロース市場ではヘッドウォやエニーカラー、リプロセルが下落した。一方、アイスペースやウェルライ、JTOWERが上昇した。
値上がり銘柄数194、値下がり銘柄数299と、値下がりが優勢だった。
 
市場では「大型株の上昇が一服して本来、中小型株に資金が入ってもいいが、きていない」(資産運用会社)と指摘。「きょうは堅調な半導体関連株に目が向き、小型株や新興市場への意識が低くなっている」とみていた。
 
個別ではマイクロアド、ウェルプレイド・ライゼストがストップ高。イオレ、オークファン、アルファクス・フード・システム、セキュア、JDSCなど13銘柄は年初来高値を更新。ispace、ランサーズ、ENECHANGE、AnyMind Group、HYUGA PRIMARY CAREが買われた。
 
 一方、ウェッジホールディングス、アマナ、サンワカンパニー、イルグルム、ドリコムなど26銘柄が年初来安値を更新。リプロセル、AIAIグループ、リンカーズ、ログリー、マーキュリーリアルテックイノベーターが売られた。
 
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