前場終値比で強含み横ばい
![]() |
【市況】東京株式(後場寄り付き)=前場終値比で強含み横ばい
|
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比231円68銭高の2万1606円93銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、13.59ポイント高の1586.34で始まった。
外国為替市場では、1ドル=107円30銭台の推移。為替相場の円安・ドル高を好感して買いが優勢となった前場の流れを引き継ぎ、後場は輸出関連株を中心に値上がりしている。日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)は、ともに高値圏でもみ合っている。
アジアの主要株式市場は総じて堅調。
個別では、任天堂がにぎわい、トヨタが高く、村田製はしっかり。ソフトバンクGが上げ、ファーストリテも値上がり。三菱UFJ、みずほFG、リクルートHDが買われ、エムスリーも堅調となっている。
半面、ソニーが甘く、信越化は軟調。コロプラ、スクエニが利益確定売りに押され、関西電は弱含みとなっている。
米中協議を巡り様々な報道が飛び交っており、市場では協議結果を見極めたいとする投資家が多いようだ。また、今週は小売大手や安川電の決算発表が予定されており、企業業績の先行きを占ううえで注目しておきたいところ。
日経平均は短期的に値動きが大きくなりそうだが、本格的なリバウンドに転じると判断するのはまだ難しい。