兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
「もうすぐ青空」
「もうすぐ青空」
「もうすぐ青空」
 
 
週明けのNYダウは4日続伸。
19〜20日開催予定のFOMCでFRBが利上げに慎重姿勢を示すとの観測が相場の支えとの見方だ。
OPEC加盟国とロシアなど非加盟の有力産油国がアゼルバイジャンで会合。
6月末で終了する予定の協調減産の延長を協議。
減産延長の可能性が高まり原油先物相場がほぼ4カ月ぶりの高値。
これも相場の支えとなった。
経営再建中のドイツ銀行と独大手のコメルツ銀行との統合交渉進展も好材料視。
エネルギー、金融などのセクターが上昇のけん引役となった。
2015年以来となる小型タブレット端末「iPad mini」の新機種を発表したアップルも上昇。
一方ボーイングが下落し1銘柄でNYダウを約45ドル引き下げている。
NASDAQも続伸。
昨年10月9日以来5か月ぶりに7700ポイント台を回復した。
もっとも「FOMCを控えて方向感に乏しい展開」というのが正し解釈だろう。
NYダウの日中値幅は139ドルで膠着感が強かった。
先週末は3月の第3金曜日。
株価指数先物・オプション取引、個別株オプション・先物の取引が精算される「クアドルプル・ウィッチング」だった。
クアドルプルウィッチングの週の米株は強いというのがアノマリー。
1983年以降、S&P500はクアドルプルウィッチングの日に上昇22回、下落が14回。
週間では上昇24回、下落が12回。
NYダウはクアドルプルウィッチングの日に上昇19回、下落が17回。
週間では上昇25回、下落が10回。
10年国債利回りは2.6%台。
ドル円は111円台前半。
VIX(恐怖)指数は13.10。
 
 
週明けの日経平均は続伸。
金曜の「陽の坊主」が暗示していた格好だ。
3月8日から上ヒゲが21600円近辺に伸びており売り圧力の高さはうかがえる状況。
昨年12月メジャーSQ値21618円が抜けない格好だ。
もっとも上値は重かったがこれで今年の月曜は9勝1敗。
2勝8敗の木曜とは対照的だ。
「高値圏で一進一退はいずれ売ってもダメなら買ってみな」につながる可能性があろうか。
「上げ下げは外部環境次第という」つまらない状況ではある。
寄り付き126円高、大引け133円高で日足はかすかながら2日連続の陽線。
12月第1週以来の26週線(21469円)上抜けだ。
13週線が先週から上向いてきたのは悪くない。
昨年3月月中平均(21395円)、3月終値(21454円)ともに上抜けてきたのも悪くない。
12日の戻り高値(21568円)も上抜いた。
25日線(21373円)は完全に上向き。
1.0%のプラスかい離。
75日線(21058円)はかすかに上向いた。
200日線(21978円)ももうすぐ上向いてくる。
マイナスかい離は1.0%まで縮小してきた。
値上がり1695銘柄、値下がり385銘柄。
新高値16銘柄、新安値14銘柄。
大引けで4000億円近く商いがあり、東証1部の売買代金は1兆9134億円。
騰落レシオは113.70。
むしろ120を超えた方が相場に弾みが付こうか。
NT倍率は13.38倍。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.927%。買い方▲10.857%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.341%。買い方▲16.233%。
空売り比率は41.4%で10日連続の40%超。
空売り規制ナシ銘柄の比率は8.1%。
日経HVは13.3、日経VIは15.87。
日経平均採用銘柄のPERは12.57倍でEPSは1725円。
PBRは1.14倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比5円安の21405円。
高値21450円、安値21310円。
大証夜間取引終値は日中比10円安の21400円。
勝手雲の上限(21647円)を抜ければ青空。
22日の黒いねじれは気にせず一目均衡の雲が白くねじれる29日に期待だろうか。
ボリンジャーのプラス1σが21608円で月足陽線基準の21601円と近似値。
プラス2σは21843円だ
気学では「気味の急変を見せる日。後場の足取りに注意」。
水曜は押し込んでも戻す日。悪目買い方針良し」。
金曜は「数日来高いと吹き値売り方針で駆け引きせよ」


(兜町カタリスト櫻井)
a