兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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「きな臭く」
「きな臭く」

「きな臭く」
 
 
水曜のNY株式市場は急落。
NYダウは710ドル安。
NASDAQは222ポイント安と9日ぶりの反落。
ニューヨーク、ニュージャージー、コネチカットの3州の知事は、ウイルス感染率が高い州から訪れる人に14日間の自主隔離を義務付けると発表。
ロックダウンなどが再び実施され、景気が一段と悪化するとの懸念が拡大した。
IMFが2020年の世界経済成長率見通しをマイナス4.9%と4月時点のマイナス3%から下方修正。
これも悪材料視された。
米通商代表部(USTR)が航空機紛争の一環としてEU製品に関税や税率変更を検討していると表明したことも警戒感につながった。
国債利回りは低下(価格は上昇)。
10年国債利回りは0.679%。
2年国債利回りは0.187%。
景気の早期回復期待が後退しドルは上昇。
ドル円は107円台前半。
原油先物は5%超の下落。
恐怖と欲望指数は52→48。
 
火曜の日経平均は寄り付き8円安、その後プラス圏に浮上したものの終値14円安の22534円。
日足はほぼ十字線で2日連続陰線。
「材料難、動意薄。IPOだけが過熱した日」との見方だ。
東証1部の売買代金は2兆338億円。
値上がり576銘柄(前日1358銘柄)。
値下がり1522銘柄(前日706銘柄)。
新高値59柄(前日78銘柄)。
新安値2銘柄(前日1銘柄)。
騰落レシオは104.41(前日111.25)。
NTレシオは14.26倍。
6月10日の14.23を上回った。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
右肩上がりの25日線(22152円)からは1.72%のプラスかい離。
右肩上がりの75日線は20183円。
右肩上がりの200日線(21822円)から3.26%のプラスかい離。
右肩下がりの5日線(22470円)から0.28%のプラスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.884%(前日▲17.266%)。
買い方▲6.149%(前日▲5.933%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲24.098%(前日▲24.460%)。
買い方▲5.354%(前日▲5.344%)。
空売り比率は37.2%(4日連続の40%割れ)。
空売り規制なしの比率は5.4%。
Quick調査の6月19日時点の信用評価損率は▲14.87%(前週▲16.33%)。
2週ぶりの改善。
6月19日時点の裁定売り残は480億円減の1兆8878億円。
4週連続の減少。
同裁定買い残は786億円増の3640億円。
3週ぶりの増加。
日経HVは26.6、日経VIは28.25。
日経平均採用銘柄の予想PERは18.38倍(前日18.44倍)。
EPSは1226円(前日1222円)。
暫定PERは17.73倍。
計算上のEPSは1270円。
225のPBRは1.09倍。
BPSは20673円(前日20687円)。
225先物採用銘柄の益回りは5.44%(前日5.42%)。
配当利回りは1.99%。
東証1部全銘柄だと予想PERは22.00倍。
前期基準では19.02倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.20倍。
ドル建て日経平均は211.39(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は10円安の2122円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1739円(前日1904円)。
東証1部の時価総額は602兆円(前日605兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比235円安の22225円。
高値22610円、安値22040円。
大証夜間取引終値は日中比250円安の22210円。
気学では「安値にある時は急伸する」。
金曜は「変化日にして、以外の片寄をみせることあり」。
ボリンジャーのプラス1σが22910円。
一目均衡の雲の上限は20015円。
27日連続で雲の上。
白く右肩上がりの勝手雲の上限は22483円。
3日連続で割り込んで雲の中。
RSIが47.86。
RCIが32.69。
 
《今日のポイント6月25日》
 
(1)NYダウは710ドル安の25445ドルと反落。
   NASDAQは222ポイント安の9909ポイントと9日ぶりに反落。
   S&P500は80ポイント安の3050ポイント。
   ダウ輸送株指数は282ポイント安の8899ポイントと反落。
   SOX指数は2.18%上昇。
 
(2)空売り比率は37.2%(4日連続の40%割れ)。
   Quick調査の6月19日時点の信用評価損率は▲14.87%(前週▲16.33%)。
   2週ぶりの改善。
 
(3)6月19日時点の裁定売り残は480億円減の1兆8878億円。
   4週連続の減少。
   同裁定買い残は786億円増の3640億円。
   3週ぶりの増加。
 
(4)右肩上がりの25日線(22152円)からは1.72%のプラスかい離。
   一目均衡の雲の上限は20015円。
   27日連続で雲の上。
   白く右肩上がりの勝手雲の上限は22483円。
 
(5)日経平均採用銘柄の予想PERは18.38倍(前日18.44倍)。
   EPSは1226円(前日1222円)。
   暫定PERは17.73倍。
   計算上のEPSは1270円。
 
(6)シカゴ225先物終値は大証日中比235円安の22225円。
   高値22610円、安値22040円。
   大証夜間取引終値は日中比250円安の22210円。
 
(7)株主総会と配当支払いは好材料。
   押し目を押し目と認識できるかどうか。
 
 
今年の曜日別勝敗(6月24日まで)

月曜10勝12敗
火曜13勝10敗
水曜12勝11敗
木曜10勝14敗
金曜11勝12敗。
 
IMFは2020年の世界経済成長率見通しマイナス4.9%に下方修正。
4月時点はマイナス3%だった。
理由は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)。
経済活動にもたらした打撃が当初の予想以上に幅広く深刻との認識だ。
21年の成長率見通しはプラス5.4%。
4月時点のプラス5.8%から引き下げた。
また2021年に新型コロナ感染が再拡大すれば成長率はプラス0.5%にとどまる可能性があるとした。
「まだ危機を脱していないのは明白。
グレート・ロックダウン(多くの国で導入された都市封鎖)からも抜け出していない。
このとてつもない不透明性を踏まえ、政策当局者は引き続き警戒する必要がある。
各国が実施した10兆ドル規模の財政支援や中銀による金融緩和が大規模な破産を食い止めている。
回復の下地を整えるためにも追加支援が必要」との分析だ。
今年の米国内総生産(GDP)は8%減。
ユーロ圏は10.2%減と予想。
ともに4月見通しから2%ポイント超引き下げた。
中国については1%増と予想したが、4月時点の1.2%増からは下方修正。
日本は5.8%減と0.6%の下方修正。
2021年は4.5%増ながら0.2%下方修正。
 
国際通貨基金(IMF)2020年の成長率予測(6/24改定)
 世界全体 2020年▲4.9(4月時点予測▲1.9)21年5.4(4月予測時点▲0.4)
 日本 ▲5.8(▲0.6)2.4(▲0.6)
 米国 ▲8.0(▲2.1)4.5(▲0.2) 
 ユーロ圏 ▲10.2(▲2.7)6.0(1.3)
 英国 ▲10.2(▲3.7)6.3(2.3) 
 中国 1.0(▲0.2)8.2(▲1.0)
 ブラジル ▲9.1(▲3.8)3.6(0.7)
 サウジアラビア ▲6.8(▲4.5)3.1(0.2)
 世界貿易量 ▲11.9(▲0.9)8.0(▲0.4)
 
安倍首相は昨夜赤坂の「たい家」。
会食の相手は二階幹事長と林幹事長代理。
19日には虎の門のホテル「アンダーズ東京」の「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」。
麻生副総理と菅官房長官、甘利税調会長。
22日は丸の内のパレスホテル東京の「和田倉」で細田元幹事長。
昨日の昼は公明党の山口代表と1時間の会談。
きな臭くなってきたのだろうか。
 
一方で、このところ矢面に立ってきた感のある専門家会議は廃止。
新組織になる方向だが、これも後退からの前進と受け止めたいところだ。
「感染症対策は実験室の学問や純粋科学とは違う」。
実験室の学問を政策にされたのではたまらないという声も当然だろう。
 
 
水曜のNYダウは710ドル安の25445ドルと反落。
NASDAQは222ポイント安の9909ポイントと9日ぶりに反落。
S&P500は80ポイント安の3050ポイント。
ダウ輸送株指数は282ポイント安の8899ポイントと反落。
SOX指数は2.18%上昇。
VIX指数は33.84。
3市場の売買高は133億5000万株(過去20日平均は133.1億株)。
225先物CME円建ては大証日中比235円安の22225円。
ドル建ては大証比日中比175円安の22285円。
ドル円は107.02円。
10年国債利回りは0.679%。
2年国債利回りは0.187%。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
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(兜町カタリスト櫻井)
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