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売り買い拮抗、一進一退の動き
【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、一進一退の動き

 
東証グロース市場は小幅に上昇し4営業日続伸した。決算発表が本格化し、個別材料による売り買いが交錯。強弱まちまちの動きとなった。
前週末の米国主要株価指数はそろって最高値を更新し、米長期金利も低下した。しかし、「グローバルで日本株の物色意欲が高まっていない」といい、プライム市場を含め国内への資金流入の動きが見られない。東証グロース市場の売買代金は5月以来となる700億円台まで落ち込んだ。
決算内容や値動きなど個別の材料による売り買いが交錯。「相場全体を動かすテーマは見当たらない」中で、グロース250指数は、朝から前週末終値を挟んだ一進一退の動きとなった。
グロース市場ではアストロHD、オンコリスが上昇した。一方、GENDA、タイミーが下落した。値上がり銘柄数281、値下がり銘柄数278と、売り買いが拮抗した。
 
個別ではフィスコ、ネクストジェン、kubell、HENNGE、オンコリスバイオファーマなど6銘柄がストップ高。タスキホールディングス、パルマ、ソフトマックス、日本情報クリエイト、スマレジなど7銘柄は年初来高値を更新。Def consulting、マーキュリー、キッズスター、テックファームホールディングス、ENECHANGEが買われた。
 
 一方、Sapeet、Birdman、アイビスがストップ安。タイミー、INGS、アスア、日本ナレッジ、モンスターラボホールディングスなど13銘柄は年初来安値を更新。グロースエクスパートナーズ、ダイブ、NexTone、東京通信グループ、ラストワンマイルが売られた。
 
 
 
 
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