反発、円相場落ち着き
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【市況】東京株式(寄り付き)=反発、円相場落ち着き
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29日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比88円30銭高の2万3497円44銭。
前日の米国市場は感謝祭で休場だった。これを受けた、この日の東京株式市場は様子見姿勢も強まるなか、下値に買いが流入し日経平均株価は買い優勢でスタート。米中関係を巡る懸念も残るなか、外国為替市場で円相場が1ドル=109円50銭台の安値圏で安定推移していることで投資家心理が改善。電気機器や自動車など輸出関連の一角で買いが先行している。
寄り付き時点で業種別では33業種中、19業種が高く、値上がり上位に鉱業、電気機器、証券など。一方、値下がりで目立つのは鉄鋼、建設など。
個別では、ソニーが値を上げ、東エレク、アドバンテス、村田製、ファナック、キーエンスは堅調。パナソニックは続伸して始まった。ソフトバンクG、ファーストリテが高く、任天堂は強含み。ホンダ、資生堂、武田、三菱UFJが買われている。
半面、トヨタ、SUBARUが甘く、日立、セコム、三井住友は弱含んでいる。