堅調な展開か
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【オープニングコメント】 堅調な展開か |
14日の日経平均株価は、堅調な展開が続きそう。
日経平均株価の予想レンジは、3万300円−3万600円を想定。
米国株はまちまち。NYダウ平均とS&P500が上昇した一方、ナスダックは下落した。ダウ平均は261ドル高の3万4869ドルで取引を終えた。前日まで5日続落していたダウ平均とS&P500が下げ止まったのは安心材料となるだろう。
日経平均株価はきのう13日、利益確定売りに押される場面もみられたが、取引終了間際に上げ幅を拡大し、高値引けとなった。相場の足腰が強いことが印象付けられた格好で、次期政権による経済対策への期待感も支えに、しっかりした動きが継続するとみられる。
寄り付きから3万0500円を上回るスタートも想定される。その場合、終値ベースの年初来高値(3万0467円75銭)は上回ることになる。節目を超えれば追随買いや売り方の買い戻しに弾みがつく展開も期待できる。取引時間中の年初来高値(3万0714円52銭)を意識する展開となるかもしれない。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円前後(13日は110円08−09銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の後半(同129円74−78銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比90円高の3万420円だった。
【好材料銘柄】
■フィット <1436>
5-7月期(1Q)経常は2.9倍増益で着地。
■SYSホールディングス <3988>
1月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。今期経常は6%増で4期連続最高益、実質増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.3%にあたる8000株(金額で1200万円)を上限に自社株買いを実施する。このほか、ソフト開発会社スレッドアンドハーフの全株式を取得し子会社化する。
■ビジョナル <4194>
今期経常は31%増で2期連続最高益更新へ。
■ユークス <4334>
今期経常を85%上方修正。
■ダブル・スコープ <6619>
韓国子会社W-SCOPE CHUNGJU PLANTの一部株式を売却することに伴い、売却益約130億円を特別利益に計上する。
■フロンティアインターナショナル <7050>
非開示だった上期経常は2.7倍増で2期ぶり最高益更新へ。
■タンゴヤ <7126>
今期経常は35%増益、前期配当を3.29円増額。
■アークランドサカモト <9842>
上期経常を40%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。
■学情 <2301>
11-7月期(3Q累計)経常が30%増益で着地・5-7月期も75%増益。
■メディカル・データ・ビジョン <3902>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.51%にあたる20万株(金額で3億4500万円)を上限に、9月14日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
■コーユーレンティア <7081>
未定だった今期配当は7円増配。
■ウイルコホールディングス <7831>
11-7月期(3Q累計)経常が黒字浮上で着地・5-7月期も黒字浮上。
■アイロムグループ <2372>
京都大学iPS細胞研究所、理化学研究所との共同研究で、子会社IDファーマの基盤技術センダイウイルスベクターを用いて、ヒトES細胞・iPS細胞から骨格筋細胞を迅速に分化誘導することに成功。その成果が公開された。また、フィリピンで抗結核菌ワクチンの特許査定を取得。
■トーエル <3361>
5-7月期(1Q)経常は26%増益で着地。
■アートグリーン <3419>
11-7月期(3Q累計)経常は2倍増益・通期計画を超過。
■ジェイ・エス・ビー <3480>
11-7月期(3Q累計)経常は16%増益・通期計画を超過。
【主な経済指標・スケジュール】
14(火)
【国内】
《決算発表》
パーク24、Pアンチエイジ、スマレジ、GA TECH、ヤーマン、サンバイオ、エニグモ、MSOL、プロレド、CAICA、MacbeeP、ネオジャパン、Link−U、アルデプロ、ギフト、coly、ダブルエー、バルニバーヒ、アシロ、Mマート、ジェネパ、LeTech、バリュゴルフ、VALUENEX、ジェイック
【海外】
米8月消費者物価指数(21:30)
米アップルによる新製品発表会(9/15 2:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。