【市況】ジャスダック市場（前引け）＝日経ジャスダック平均は9日続伸も上値は限定的

日経ジャスダック平均は9日続伸した。前日比6円35銭高の3358円34銭だった。
前日のNYダウ反発を受けて投資家心理が上向き、ワークマンなど時価総額の大きな銘柄を中心に買いが入った。
買い一巡後は、9日続伸していることもあり利益確定売りに押されるなど積極的に買い上がる動きは限られ、米連邦公開市場委員会（FOMC）の内容を見極めたいとの思惑もあり、方向感は乏しかった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で238億円、売買高は5142万株。
値上がり銘柄数は285、値下がり銘柄数は269となった。
 
個別では、プロルート丸光が一時ストップ高となった。マサル、日本サード・パーティ、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、クラスターテクノロジー、モーニングスターなど8銘柄は年初来高値を更新した。免疫生物研究所、ラクオリア創薬、リバーエレテック、岩塚製菓、シンバイオ製薬が買われた。
 
一方、アプライド、エムティジェネックスが年初来安値を更新した。HAPiNS、アエリア、アイビー化粧品、LCホールディングス、中央化学が売られた。