兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
反落、急ピッチの上昇で警戒感 値がさ株に売り
東京株式(前引け)=反落、急ピッチの上昇で警戒感 値がさ株に売り
 

17日午前の日経平均株価は反落し、前日比265円04銭安の3万0202円71銭で前場を終えた。
前日の米株市場で主要株指数が高安まちまちだったこともあり上昇一服ムード。日経平均は前日までの2日間での上昇幅が900円以上となったことで、急ピッチな上昇への警戒感から値がさ株を中心に利益確定売りが出た。米長期金利の上昇を背景に銀行株などが堅調だったが、主力ハイテク株には売りを誘う要因となった。日経平均は朝安後急速に下げ渋る動きをみせる場面もあったが、買いは続かなかった。
 
特にファストリやソフトバンクグループ(SBG)など指数への寄与度が高い銘柄が大きく下げた。これらの銘柄は前日まで急速度で上昇したこともあり、短期筋に加え機関投資家による売りも出やすかった。
 
前日のニューヨーク債券市場で米長期金利が1.3%と約1カ月ぶりの高水準をつけたことも、株式益回りの相対的な魅力低下につながるとして売り材料視された。半導体関連などの成長株の下げが目立った。
 
一方、新型コロナウイルスのワクチン接種の拡大や米景気刺激策の早期成立への期待感を背景に物色意欲も強く、日経平均は下げ渋り、下げ幅が70円程度にまで縮小する場面もあった。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。
 
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4427億円、売買高は7億850万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は916と、全体の約4割だったのに対し、値上がりは1173と半分超を占めた。変わらずは104銘柄だった。
 
 
業種別株価指数(33業種)はゴム製品、精密機器、不動産業などが下落した。上昇は石油・石炭製品、鉄鋼、空運業など。
 
個別では、ブリヂストンが大きく下落。ソフトバンクG、ファーストリテ、エムスリー、サイバー、バンナムHD、ファーマフーズ、NTT、三井不は値を下げた。東エレク、キーエンス、HOYA、安川電、TDK、太陽誘電も売られた。
 
半面、三菱UFJ、三井住友が小高く、マネックスGは急伸。JALは買われた。日本製鉄や神戸鋼、シチズンやENEOS、出光興産も上げた。任天堂、SUMCO、ニプロ、日産自も上昇した。
 
東証2部株価指数は前日比34.72ポイント高の7422.95ポイントと3日ぶり反発した。
出来高1億6586万株。値上がり銘柄数は213、値下がり銘柄数は173となった。
 
個別ではセーラー万年筆がストップ高。Abalanceは一時ストップ高と値を飛ばした。ICDAホールディングス、ベルテクスコーポレーションなど3銘柄は昨年来高値を更新。リミックスポイント、松尾電機、加地テック、千代田化工建設、日本製罐が買われた。
 
一方、東亜石油、さいか屋、レオクラン、日建工学、FRACTALEが売られた。
a