値上がり優勢、投資家心理が改善
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【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、投資家心理が改善
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東証グロース市場は グロースCore、東証マザーズ指数はともに急伸。東証マザーズ指数の前引けは前週末比15.52ポイント(2.06%)高い769.11だった。前週末の米株式市場でハイテク株が急伸した流れを受けて投資家心理が改善。新興市場の主力銘柄に買いが入った。
直近で新規株式公開(IPO)した銘柄など、値動きの軽い銘柄への物色も活発だった。市場関係者は、「日米ともに主要企業の決算発表シーズンを控えて相場の方向感が見通せない中、主力株よりも値動きの軽い小型株で利益を狙う投資家も多い」とみていた。
そーせいやフリー、ビジョナルが上げた。一方で、サンバイオやオキサイド、エニーカラーは下げた。
値上がり銘柄数335、値下がり銘柄数136と、値上がりが優勢だった。
個別では、AIAIグループ、セルシードがストップ高。ELEMENTS、アジャイルメディア・ネットワークは一時ストップ高と値を飛ばした。ティーケーピー、アドバンスト・メディア、Mマート、スマレジ、そーせいグループなど17銘柄は昨年来高値を更新。さくらさくプラス、FFRIセキュリティ、ブライトパス・バイオ、BTM、プレイドが買われた。
一方、サンバイオ、サイフューズ、CaSyが昨年来安値を更新。チームスピリット、フォースタートアップス、ホープ、キャンバス、クリングルファーマが売られた。