下落、新型肺炎懸念で売り優勢
東京株式(前引け)=下落、新型肺炎懸念で売り優勢

14日午前の日経平均株価は続落した。午前終値は前日比123円14銭安の2万3704円59銭だった。東証株価指数(TOPIX)は10.58ポイント安の1702.50と、ともに下落した。
新型肺炎の感染による企業業績などへの影響を懸念した売りが優勢で一時220円超下げた。その後は個人投資家による押し目買いも入り、下げ幅を縮めた。アジア株の堅調な推移も相場を下支えしている。
新型肺炎の影響は14日、中国湖北省で感染者4823人、死者116人が新たに確認された。また、日本国内でも13日に初めて死者が確認されるなど、新型肺炎騒動は終息の兆しがまったく見えない。今月下旬にスペイン・バルセロナで開催予定だった世界最大級の携帯端末見本市が中止になるなど、「産業活動への悪影響も明らかになり始めた」状況だ。
市場からは「新型肺炎の震源地である中国で主要株価指数が頑張っているのに、日本株は売りが続き、マインドが弱い。要は気持ちの問題だが、感染拡大が懸念され、峠を越えるのを待つしかしない」との声が聞かれた。
なお、この日算出の日経平均先物ミニ・オプション2月限のSQ(特別清算指数)推定値は2万3744円71銭。
東証1部の出来高は6億8820万株、売買代金は1兆1714億円。騰落銘柄数は値上がり434銘柄、値下がり1623銘柄、変わらず95銘柄。

業種別株価指数(33業種)は鉄鋼、石油・石炭製品、海運業などが下落し、上昇は情報・通信業、金属製品、電気・ガス業。
個別銘柄では、JFEが下押し、JXTGや商船三井は軟調。任天堂、ソニー、ファーストリテは下落した。トヨタ、ホンダが甘く、日産自は大幅安。資生堂、武田、三菱UFJ、三井住友はさえない。
半面、ソフトバンクGが値を上げ、ネットワンは大幅高。SUMCOが急伸し、Jパワーがしっかりアドバンテス、東エレクは堅調。楽天、ネクソンが買われた。
東証2部株価指数は前日比57.07ポイント安の7108.88ポイントと3日続落した。
出来高4986万株。値上がり銘柄数は97、値下がり銘柄数は312となった。
個別では、南海辰村建設、朝日印刷、ワシントンホテル、アサヒ衛陶、東京ボード工業が昨年来安値を更新。Jトラスト、価値開発、アートスパークホールディングス、Abalance、ゼットが売られた。
一方、コーア商事ホールディングスがストップ高。昭和ホールディングス、ニッキ、ナラサキ産業など4銘柄は昨年来高値を更新。川本産業、新内外綿、マナック、昭和化学工業、リードが買われた。

14日午前の日経平均株価は続落した。午前終値は前日比123円14銭安の2万3704円59銭だった。東証株価指数(TOPIX)は10.58ポイント安の1702.50と、ともに下落した。
新型肺炎の感染による企業業績などへの影響を懸念した売りが優勢で一時220円超下げた。その後は個人投資家による押し目買いも入り、下げ幅を縮めた。アジア株の堅調な推移も相場を下支えしている。
新型肺炎の影響は14日、中国湖北省で感染者4823人、死者116人が新たに確認された。また、日本国内でも13日に初めて死者が確認されるなど、新型肺炎騒動は終息の兆しがまったく見えない。今月下旬にスペイン・バルセロナで開催予定だった世界最大級の携帯端末見本市が中止になるなど、「産業活動への悪影響も明らかになり始めた」状況だ。
市場からは「新型肺炎の震源地である中国で主要株価指数が頑張っているのに、日本株は売りが続き、マインドが弱い。要は気持ちの問題だが、感染拡大が懸念され、峠を越えるのを待つしかしない」との声が聞かれた。
なお、この日算出の日経平均先物ミニ・オプション2月限のSQ(特別清算指数)推定値は2万3744円71銭。
東証1部の出来高は6億8820万株、売買代金は1兆1714億円。騰落銘柄数は値上がり434銘柄、値下がり1623銘柄、変わらず95銘柄。

業種別株価指数(33業種)は鉄鋼、石油・石炭製品、海運業などが下落し、上昇は情報・通信業、金属製品、電気・ガス業。
個別銘柄では、JFEが下押し、JXTGや商船三井は軟調。任天堂、ソニー、ファーストリテは下落した。トヨタ、ホンダが甘く、日産自は大幅安。資生堂、武田、三菱UFJ、三井住友はさえない。
半面、ソフトバンクGが値を上げ、ネットワンは大幅高。SUMCOが急伸し、Jパワーがしっかりアドバンテス、東エレクは堅調。楽天、ネクソンが買われた。
東証2部株価指数は前日比57.07ポイント安の7108.88ポイントと3日続落した。
出来高4986万株。値上がり銘柄数は97、値下がり銘柄数は312となった。
個別では、南海辰村建設、朝日印刷、ワシントンホテル、アサヒ衛陶、東京ボード工業が昨年来安値を更新。Jトラスト、価値開発、アートスパークホールディングス、Abalance、ゼットが売られた。
一方、コーア商事ホールディングスがストップ高。昭和ホールディングス、ニッキ、ナラサキ産業など4銘柄は昨年来高値を更新。川本産業、新内外綿、マナック、昭和化学工業、リードが買われた。