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小幅反落スタート、円高警戒で不安定な動き
【市況】東京株式(寄り付き)=小幅反落スタート、円高警戒で不安定な動き
【寄り付き概況】

 
 24日の日経平均株価は、前日比8円04銭安の2万2541円01銭と小幅に反落してスタート。きのう23日は堅調な展開だったが、為替市場で円相場が、ドルやユーロに対して円高方向に振れていることから、売りが優勢となったもよう。
 
前日の欧米株が総じて上昇しており、ナスダック総合指数は8日続伸し連日の最高値と世界株高の様相が強い。しかし、外国為替市場ではドルが各国主要通貨に対し売られており、ドル・円相場も足もと1ドル=106円台半ばの推移と約1か月半ぶりの円高水準にある。これが主力輸出株などにネガティブに働いている。
米国での新型コロナウイルス感染拡大に対する懸念もくすぶるなか、2万2000円台半ばは強弱感が対立、取引時間中は米株価指数先物を横目に神経質な展開が予想される。
 
きょう約2カ月半ぶりに再開した新規株式公開(IPO)では、マザーズ市場に新規上場した3銘柄いずれも買い気配で始まった。個人投資家の心理の改善が相場の下支え要因になっている。

個別では村田製、京セラ、アドバンテス、アルプスアルが売られ、三菱UFJ、三井住友、みずFG、東京海上が値を下げている。また、帝人、東レ、クラレが軟調で、任天堂、安永、アゴーラHD、DLE、コマツ、JALも下落している。
 
半面、ソフトバンクが反発して始まり、東エレクは小幅に5日続伸してスタートした。また、ソニー、トヨタ、日本製鉄、富士通、NEC、ファーストリテ、キーエンスも高い。


テクニカル的にはカネコ種(1376)、住石(1514)、日特建(1929)、タカミヤ(2445)、セーレン(3569)、AGS(3648)、フィックス(3687)、プロシップ(3763)、朝日ネ(3834)、eBASE(3835)、PRTIMES(3922)、カナミック(3939)、ダイキアク(4245)、キョーリン(4569)、クレスコ(4674)、インテリW(4847)、ヨータイ(5357)、TYK(5363)、ニッカトー(5367)、ホシザキ(6465)、前沢工(6489)、ミダック(6564)、UMCエレ(6615)、能美防(6744)、安永(7271)、アズワン(7476)、コーナン(7516)、タカショー(7590)、ヤマトイン(8127)、紀陽(8370)、平和不(8803)、空港施設(8864)、松竹(9601)が動兆。
 
人気はDTS(3762)、ジャパンシス(9758)、タマホーム(1419)、KEYH(4712)、三井ハイ(6966)、クロスマーケ(3675)、フルッタフルッタ(2586)、エーアイ(4388)、アクモス(6888)、FRONTEO(2158)、ブロードメ(4347)、HPCシス(6597)、中村超硬(6166)。
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