高値更新、景気回復期待の買い継続
東京株式(前引け)=高値更新、景気回復期待の買い継続

16日午前の日経平均株価は続伸し、前日比480円04銭高の3万0564円19銭で前場を終えた。取引時間中としては1990年8月2日以来およそ30年半ぶりの高値水準。
前日に続き買い意欲の強い展開となり、日経平均は大幅続伸、ほぼ前場の高値圏で着地した。前日の米国株市場は休場だったものの欧州株市場が軒並み高に買われた流れを引き継ぎ、景気敏感セクターなどを中心に大型株に外国人買いとみられる大口の買いが流入、全体相場を押し上げる格好となった。
日本時間16日午前の米株価指数先物が堅調に推移したのも追い風となった。国内でも今週からコロナワクチンの接種が始まり、景気回復を後押しするとの見方から、海運や非鉄など景気敏感株の一角が買われた。
市場関係者は、「企業業績の改善期待に加え、世界的な金融緩和策が当面続くとの観測も投資家を強気にさせている」と指摘した。
その一方で「高値警戒感は強い」との指摘もあった。中小型株では、利益確定売りに押され上値が重くなる銘柄も少なくなかった。東証1部市場全体で見ると、値下がりした銘柄の方が目立った。
東証株価指数(TOPIX)は上昇し、取引時間中としては1991年6月以来の高値水準となった。JPX日経インデックス400は続伸した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4453億円、売買高は7億73万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は942、値下がりは1141、変わらずは108だった。
業種別株価指数(33業種)では銀行業、鉱業、海運業の上昇が目立った。下落は金属製品、水産・農林業、輸送用機器など。
個別銘柄では、三菱UFJ、三井住友FG、ソフトバンクグループ(SBG)、ファーストリテ、エムスリー、マネックスGも値を上げた。商船三井、川崎船、住友鉱、国際帝石が買われた。任天堂、ソニー、東エレク、日本電産が高い。
半面、トヨタ、日産自がさえない。SUMCO、キーエンス、日水、ファーマフーズ、JR東海、電通、日製鋼は安い。
東証2部株価指数は前日比5.50ポイント安の7401.31ポイントと続落した。
出来高1億3718万株。値上がり銘柄数は199、値下がり銘柄数は193となった。
個別では、ウインテスト、ピーエイ、技研ホールディングス、メタルアート、篠崎屋が売られた。
一方、さいか屋が一時ストップ高と値を飛ばした。児玉化学工業、リバーホールディングス、マックスバリュ東海、フィンテック グローバルは昨年来高値を更新。省電舎ホールディングス、築地魚市場、ギグワークス、コメ兵ホールディングス、天昇電気工業が買われた。

個別では、〜。

16日午前の日経平均株価は続伸し、前日比480円04銭高の3万0564円19銭で前場を終えた。取引時間中としては1990年8月2日以来およそ30年半ぶりの高値水準。
前日に続き買い意欲の強い展開となり、日経平均は大幅続伸、ほぼ前場の高値圏で着地した。前日の米国株市場は休場だったものの欧州株市場が軒並み高に買われた流れを引き継ぎ、景気敏感セクターなどを中心に大型株に外国人買いとみられる大口の買いが流入、全体相場を押し上げる格好となった。
日本時間16日午前の米株価指数先物が堅調に推移したのも追い風となった。国内でも今週からコロナワクチンの接種が始まり、景気回復を後押しするとの見方から、海運や非鉄など景気敏感株の一角が買われた。
市場関係者は、「企業業績の改善期待に加え、世界的な金融緩和策が当面続くとの観測も投資家を強気にさせている」と指摘した。
その一方で「高値警戒感は強い」との指摘もあった。中小型株では、利益確定売りに押され上値が重くなる銘柄も少なくなかった。東証1部市場全体で見ると、値下がりした銘柄の方が目立った。
東証株価指数(TOPIX)は上昇し、取引時間中としては1991年6月以来の高値水準となった。JPX日経インデックス400は続伸した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4453億円、売買高は7億73万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は942、値下がりは1141、変わらずは108だった。
業種別株価指数(33業種)では銀行業、鉱業、海運業の上昇が目立った。下落は金属製品、水産・農林業、輸送用機器など。
個別銘柄では、三菱UFJ、三井住友FG、ソフトバンクグループ(SBG)、ファーストリテ、エムスリー、マネックスGも値を上げた。商船三井、川崎船、住友鉱、国際帝石が買われた。任天堂、ソニー、東エレク、日本電産が高い。
半面、トヨタ、日産自がさえない。SUMCO、キーエンス、日水、ファーマフーズ、JR東海、電通、日製鋼は安い。
東証2部株価指数は前日比5.50ポイント安の7401.31ポイントと続落した。
出来高1億3718万株。値上がり銘柄数は199、値下がり銘柄数は193となった。
個別では、ウインテスト、ピーエイ、技研ホールディングス、メタルアート、篠崎屋が売られた。
一方、さいか屋が一時ストップ高と値を飛ばした。児玉化学工業、リバーホールディングス、マックスバリュ東海、フィンテック グローバルは昨年来高値を更新。省電舎ホールディングス、築地魚市場、ギグワークス、コメ兵ホールディングス、天昇電気工業が買われた。
