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【今週の展望】有事の米ドル買いか
【為替】【今週の展望】有事の米ドル買いか
[概況]

今週の外国為替市場では引き続き有事のドル買いが続くか注目したい。先週、発表された3月米雇用統計では非農業部門雇用者数が‐70.1万人という結果で、米雇用情勢の悪化などが再確認されることとなった。
この内容を受け、NYダウは360超の下落となるなど米主要株価は軟調となる一方、米ドル円は108円台後半まで上昇した。世界的な景気低迷などの懸念から有事の米ドルが優勢のようだ。また、原油価格の上昇なども米ドル買いの材料か。
 
今週の主な経済指標の予定としては4/7に豪中銀政策金利発表や2月豪貿易収支、4/9に米新規失業保険申請件数(予想:500万件 前回:664.8万件)や3月米生産者物価指数(予想:前年比0.5% 前回:前年比1.3%)、4月米ミシガン大消費者信頼感指数【速報】(予想:75.0 前回:89.1)、4/9には3月米消費者物価指数(予想:前年比1.6% 前回:前年比2.3%)などの発表が予定されている。
 
また、引き続き新型コロナウイルスに関する情報などにも警戒する必要があるだろう。
テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(107.860円)を上抜けたことで同線がサポートとして意識されるか注目したい。
 

[提供:カネツFX証券株式会社]
 
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