あわや、105.00円割れ。
![]() |
【為替】あわや、105.00円割れ。
|
13日の欧米為替市場は、米ドル円が下値を切り下げた。背景は、引き続き米中貿易対立へのリスク警戒感が挙げられる。特に先週末のトランプ米大統領の「早期に中国との関係を解決する用意がない」という発言は、問題の長期化を懸念させ為替市場のリスク警戒感を強める大きな一因となってしまった。
米ドル円は欧州時間序盤頃から売り圧力が強まり、安値105.035円まで下落。その後、やや買い戻されるも戻りは鈍く、105.260円で昨日の取引を終了した。
本日の東京市場では、米ドル円が大台の105.00円で踏みとどまれるかに注目だ。仮に下抜けてしまえば、次は2018/3/23安値104.630円までの下落が意識される。
[提供:カネツFX証券株式会社]