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米ドルがじり高、このあと手がかり材料難が継続か。
【為替】米ドルがじり高、このあと手がかり材料難が継続か。
[概況]

20日東京時間の外国為替市場は、米ドルがじり高の展開となっている。米ドル円は一時110.700円まで上昇する一方で、ユーロ米ドルは一時1.1402米ドルまで下落するなど、米ドルがじりじり買われる展開となっている。
 
この値動きについて一部の市場関係者からは、新規材料に欠けていることから、テクニカル要素が関連して動意が発生した可能性もありそうだ。この後の時間については、特段、注目される経済指標の発表が少なく、引き続き手がかり材料に欠けた状況が続きそうか。
 
このほか、トルコについては宗教上重要なイベントとされている祭事の一つである「クルバンバイラム(犠牲祭)」が明日から開催される予定となっており、本日は前夜祭ということから国内市場のほとんどが半休、明日より24日(金)まで祝日となり休場となる。ただ、米国人牧師の解放をめぐる米国とトルコの対立は続いており、米国は経済制裁など強硬姿勢を変えていないことから、政治の動向には引き続き注意が必要だろう。上記の期間は、市場流動性が極度に少ない状況である点は留意して取引に臨みたいところといった声が聞かれている。


[提供:カネツFX証券株式会社]

 
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