売り買い拮抗、主力銘柄に買い
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【市況】東証グロース(前引け)=売り買い拮抗、主力銘柄に買い
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東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数は反発。東証マザーズ指数の前引けは前日比12.14ポイント(1.63%)高の756.30だった。決算を受けて主力銘柄に買いが入り指数をけん引した。
時価総額首位のビジョナルは好決算を受けて買われ、前引け時点では18%高となった。一時、制限値幅の上限(ストップ高)水準まで上げた。ビジョナルの急騰が寄与し、マザーズ指数は日経平均株価(0.46%高)や東証株価指数(TOPIX、0.36%高)よりも大きく上げた。
東証グロース市場では好業績が評価されたエニーカラーがストップ高買い気配のまま寄りつかず前場を終えた。GAテクノ、Pアンチエイも高かった。値上がり銘柄数233、値下がり銘柄数210と、売り買いが拮抗した。
個別では、アミタホールディングス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、AppBankがストップ高。ビジョナル、プレミアアンチエイジング、アジャイルメディア・ネットワークは一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、GA technologies、霞ヶ関キャピタル、アクリート、リックソフトなど14銘柄は年初来高値を更新。スペースマーケット、AB&Company、和心、Macbee Planet、デコルテ・ホールディングスが買われた。
一方、ジェイックがストップ安。トランスジェニック、ピクスタ、coly、モビルス、イトクロなど6銘柄は年初来安値を更新。ワンダープラネット、デリバリーコンサルティング、フロンティアインターナショナル、イメージ・マジック、バリューゴルフが売られた。