【市況】東証マザーズ市場（前引け）＝マザーズ指数は続落、IPOメルカリは順調な滑り出し

東証マザーズ指数も続落した。前引けは18.67ポイント安い1117.60だった。
米中貿易摩擦激化への警戒感から円高・ドル安が進んだことが嫌気された。
値上がり銘柄数は54、値下がり銘柄数は186となった。
 
個別では、ミクシィ、夢展望、モルフォ、シリコンスタジオ、バリューゴルフなど11銘柄が年初来安値を更新。Ｍマート、エヌ・ピー・シー、ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス、パルマ、ソネット・メディア・ネットワークスは値下がり率上位に売られた。
 
一方、窪田製薬ホールディングスがストップ高。駅探、エニグモ、ALBERT、すららネット、ビープラッツなど10銘柄は年初来高値を更新。レントラックス、農業総合研究所、シェアリングテクノロジー、AMBITION、グレイステクノロジーが買われた。
 
フリーマーケットアプリ国内最大手のメルカリは19日に東証マザーズ市場に新規上場し、11時13分に公募・売り出し価格（公開価格）を67％上回る5000円で初値を付けた。午前終値は5300円と、初値を300円上回った。前引け時点での時価総額は7172億円と、新興銘柄では最も大きいマクドナルド（7900億円強）に迫っている。