日経ジャスダック平均は反発、投資心理が改善
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【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反発、投資心理が改善
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日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比5円47銭高い3654円37銭と2月21日以来、約8カ月ぶりの高値をつけた。
米国市場が反落した流れを受けて、ジャスダック平均は続落でスタートした。午前は、前日終値を挟んだ方向感の無い展開が続いたが、後場に入り、米政府がコロナワクチンの開発企業に支援をすることで合意と報じられたことや、ファウチ氏のワクチン開発は好調に推移しているとのコメントが報じられると投資心理が改善して、ジャスダック平均は堅調に推移し、この日の高値圏で取引を終了した。時価総額上位銘柄では、ハーモニックやセリアが上昇し相場を下支えした。
ジャスダック市場の売買代金は概算で744億円、売買高は1億5698万株だった。
値上がり銘柄数は266、値下がり銘柄数は327となった。
個別では、アクセスグループ・ホールディングス、旭化学工業がストップ高。朝日ラバー、シライ電子工業は一時ストップ高と値を飛ばした。インターライフホールディングス、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、歯愛メディカル、ジェクシード、川崎地質など10銘柄は年初来高値を更新。アイビー化粧品、エフアンドエム、ハピネス・アンド・ディ、ソレキア、コーユーレンティアが買われた。
一方、インヴァストが年初来安値を更新。ジェイ・エスコムホールディングス、ウッドフレンズ、白鳩、ランシステム、ブロードバンドタワーが売られた。
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