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47円高と続伸も過熱警戒で上値重く
東京株式(前引け)=47円高と続伸も過熱警戒で上値重く

12日午前の日経平均株価は前週末終値(2万8139円)を挟んで一進一退の展開。前週末比47円72銭(0.17%)高の2万8186円75銭で終えた。
8日に付けた取引時間中としておよそ30年5カ月ぶりの高値(2万8139円)を上回った。
 
朝方は前日の欧米株安などを受けて利食い優勢のスタートとなったが、その後は押し目買いにプラス圏に切り返す展開となった。国内外での新型コロナウイルスの感染拡大が加速していることに対する警戒感が拭えないほか、米国での政局不安などが重荷となっている。ただ、押し目買い意欲も旺盛で日経平均は寄り直後から漸次水準を切り上げ、午前10時過ぎに150円近く上昇する場面があった。前引けにかけては伸び悩み上げ幅を縮小した。
 
市場では「米国のバイデン新政権による経済政策への期待が世界の株式相場を支えている。海外投資家による日本株の買い戻しが続くのではないか」と予想する声が聞かれた。
「8日に相場が急騰した後に3連休を挟んだことで朝方は様子見姿勢の投資家が多かった。底堅さを確認したところで買いが入り始めた」との見方があった。もっとも短期的な過熱感を警戒した利益確定売りが上値を抑え、売り買いは交錯した。
 
JPX日経インデックス400は小幅続伸。東証株価指数(TOPIX)は反落した。
 
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5269億円、売買高は7億835万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は887と、全体の約4割。値下がりは1210銘柄、変わらずは85銘柄だった。
 
業種別株価指数(全33業種)では石油・石炭製品、医薬品、空運業の上昇が目立った。下落はパルプ・紙、証券・商品先物取引業、サービス業など。
 
個別銘柄では、中外薬は一時16%高まで買われた。武田、ENEOS、コスモエネルギ、NEC、富士電機が高かった。日本電産、信越化、SUMCO、東エレクが買われた。良品計画が値を飛ばした。ソフトバンクG、三菱UFJ、ANAが上昇した。
 
一方、王子HD、大王紙が安かった。電通グループ、リクルート、レノバ、エムスリー、NTT、野村、ファーストリテ、キーエンス、トヨタもさえない。
 
 
東証2部株価指数は前週末比73.80ポイント高の6819.81ポイントと4日続伸した。
出来高1億6067万株。
値上がり銘柄数は221、値下がり銘柄数は180となった。
 
個別では、鉄人化計画、篠崎屋が一時ストップ高と値を飛ばした。ブルドックソース、石井食品、アサヒ衛陶、日本精鉱、JFEコンテイナーなど11銘柄は昨年来高値を更新。那須電機鉄工、トーヨーアサノ、タカトリ、浜井産業、アドテック プラズマ テクノロジーが買われた。
 
一方、グローバルダイニング、天昇電気工業、ジー・スリーホールディングス、中国工業、パレモ・ホールディングスが売られた。
 
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