値上がり優勢、前日終値を挟み小動き
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【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、前日終値を挟み小動き
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東証グロース市場は小幅安で始まった後は前日終値を挟み小動き。投資家の注目が新興株に向きにくく、薄商いとなった。この日、グロース市場は一日を通して売買代金が少なく、個別に大きく動く銘柄も少なかった。「新興企業の銘柄に影響を与える材料に乏しく、方向感のない動きとなった」という。
グロースCoreは下落した。東証グロース市場250指数は4営業日ぶりに反発した。終値は前週末比0.37ポイント(0.06%)高の650.60だった。決算や業績見通しなどで好材料を発表した銘柄が買われ、指数を下支えした。もっとも国内の長期金利の上昇は重荷で、指数は下げる場面もあった。
グロース市場ではウェルスナビやGモンスターが上昇した。一方、QPS研究所やサンウェルズは下落した。
値上がり銘柄数276、値下がり銘柄数244と、値上がりが優勢だった。
個別ではトラストホールディングス、プレイド、coly、コンヴァノ、売れるネット広告社がストップ高。コパ・コーポレーションは一時ストップ高と値を飛ばした。ASJ、Sharing Innovations、ステラファーマ、グッピーズ、タメニーなど7銘柄は年初来高値を更新。rakumo、テックファームホールディングス、コンフィデンス・インターワークス、データホライゾン、アルファポリスが買われた。
一方、JTOWERがストップ安。アイビスは一時ストップ安と急落した。イオレ、ユナイテッド、データホライゾン、アドバンスト・メディア、クラウドワークスなど28銘柄は年初来安値を更新。ジャパンワランティサポート、Chatwork、BASE、リグア、WASHハウスが売られた。