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値下がり優勢、利益確定売り
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、利益確定売り

 
東証グロース市場は個人の個別物色に支えられて底堅い展開となった。グロースCoreは堅調。東証マザーズ指数は小幅に3日続伸した。終値は前日比0.45ポイント(0.06%)高い748.06だった。前日の米株式市場でナスダック総合株価指数が上昇したことを受け、国内でも新興のグロース(成長)銘柄に買いが入った。ただ、日経平均株価の大幅安が影響し利益確定売りも多く出て、上値は限定的だった。
 
東証グロース市場ではビジョナルやエニーカラーが上昇した。一方、フリーや弁護士COMは下落した。
値上がり銘柄数213、値下がり銘柄数283と、値下がりが優勢だった。
 
最近は値がさ半導体株などプライム市場の大型株の一角が派手に上昇する場面が多く見られたが、31日はこうした銘柄がそろって下落したため、「短期の値幅取りを狙った買いが、消去法的に新興市場銘柄に入ってきた」という。
もっとも、グロース市場では前日に上昇した銘柄が多かった上、東京株式市場全体の調整地合いに引きずられる銘柄もあり、この日は値下がり銘柄数が値上がりの数を上回った
 
個別ではトラース・オン・プロダクトがストップ高。ランディックス、クリアル、ユニフォームネクスト、ティアンドエス、ボードルアなど17銘柄は年初来高値を更新。Finatextホールディングス、チームスピリット、かっこ、ジモティー、JDSCが買われた。
 
 一方、アマナ、富士山マガジンサービス、ソフトマックス、クリーマ、Sharing Innovationsなど16銘柄が年初来安値を更新。イオレ、Waqoo、ispace、NexTone、ティムスが売られた。
 
 
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