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方向感に乏しい展開、このあとのNY時間に注目か。
【為替】方向感に乏しい展開、このあとのNY時間に注目か。
[概況]

16日午後の東京外国為替市場は、それぞれ方向感に乏しい展開となっている。米ドル円は107.540円にて開始となり、その後は若干値を下げ107円前半付近にて小動きの展開、他方、クロス円通貨ペアでは豪ドル円が83.540円付近にて開始となったものの、米ドル円と同様の値動きとなり83.300円付近を推移している。
 
この値動きについて一部の市場関係者からは、週末に米英仏がシリア攻撃を実施、105発のミサイルを化学兵器関連施設に向けて発射した。これについてトランプ米大統領は、任務は完了したと述べており、ひとまず今後の攻撃については保留される格好となったとの報道がなされたものの、市場に対しての影響は軽微だったようだ。
 
しかし、このあとのロンドン欧州時間では特段注目されるイベントが少ないため、シリア攻撃をめぐるロシアなど西欧諸国から声明などが発表されることとなれば、動意づく可能性もありそうだと言った声が聞かれている。
 
また別の関係者からは、攻撃後の材料出尽くし感からリスク動向が改善に向かうのかに注目したいとの指摘もあった。この後の時間については、21:30に3月米小売売上高(予想:0.4% 前回:-0.1%)などの発表が控えており注目したい。


[提供:カネツFX証券株式会社]


 
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