日経ジャスダック平均は反発、高値圏でもみ合い
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【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反発、高値圏でもみ合い
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前日のNYダウなど主要指数の上昇が好感され、上昇してスタートすると、その後も買戻しが優勢の展開となった。
香港の大規模デモや欧州連合(EU)離脱をめぐる英国政治の混乱が収束するとの見方を受け、リスク選好ムードが強まる中、取引時間中に米中通商協議の再開が報道されると、業績下振れ懸念が和らいだとの見方から、ハーモニックやフェローテクなど時価総額の大きい主力銘柄を中心に買われ上げ幅を広げ、高値圏でのもみ合いとなった。
ただ市場では、「売り方の買い戻しが主体で新規資金の流入は少なかった」との声も聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で411億円、売買高は5957万株だった。
値上がり銘柄数は400、値下がり銘柄数は183となった。
個別では、地域新聞社、栄電子がストップ高となり、シーズメン、スパンクリートコーポレーションは一時ストップ高となった。マサル、ロングライフホールディング、アストマックス、ワークマン、APAMANは年初来高値を更新した。フルヤ金属、シンバイオ製薬、ミナトホールディングス、NITTOKU、エムケイシステムが買われた。
一方、平安レイサービス、ナフコ、ほぼ日、大伸化学、桂川電機など8銘柄が年初来安値を更新した。アテクト、ニックス、オートウェーブ、カーメイト、新都ホールディングスが売られた。