兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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「10日目」
「10日目」
 
「10日目」
 
週末のNYダウは昨年5月以来の8日続伸。
一方NASDAQとS&P500は反落。
ゴールドマンによる目標株価引き下げが嫌気されたアップルが足を引っ張った。
米小売売上高は前月比0.4%増と市場予想の0.2%増を上回って着地。
個人消費が底堅いことを示した。
主要株価3指数はそろって3週連続上昇。
市場の関心はFOMCという格好。
国債利回りは5日連続の上昇(価格は下落)。
10年債利回りと2年債利回りは6週ぶり。
30年債利回りは5週ぶりの高水準。
週間の上昇幅は10年債利回りが2013年6月以来、30年債利回りは16年11月以来の大きさ。
2年債利回りの週間上昇幅は09年6月以降で最大だった。
8月の輸入物価は前月比0.5%下落。
ドル円は108円台前半。
恐怖と欲望指数は68ポイントに上昇。
FT100は4日続伸。DAXは8日続伸、CACは4日続伸。
週明けのNYダウは142ドル安の20076ドルと9日ぶりの反落。
サウジアラビアの石油施設が14日に無人機の攻撃を受け供給への懸念で原油先物相場が急伸。
「企業の生産などのコスト増や個人消費の減退を懸念した売りが優勢」との解釈だ。
日用品セクターや小売りセクターなどが軟調。
金利低下を受けて金融セクターも売られた。
下落幅は一時200ドルに迫る場面もあった。
中国政府が16日発表した8月の工業生産の伸びはリーマン・ショック直後以来の低水準。
中国関連とされる3Mキャタピラーが下落。
一方原油高を反映してエネルギーセクターは上昇。
「地政学リスクが高まり、センチメントはリスクオフへとシフトした」という声が聞こえる。
長期債相場は9営業日ぶりに反発。
表面利率1.625%の10年物国債利回りは前週末比0.05%低い(価格は高い)1.84%。
2年物国債相場は3日ぶりに反発し1.76%。
ドル円は108円台前半。
原油価格は一時約20%上昇。
その後は各国が緊急備蓄を放出する用意を示したことで急騰は緩和。
恐怖と欲望指数は68→67に低下。
 
   
週末の日経平均株価は寄り付き148円高、終値228円高。
「上げの日」のアノマリーは成立。
一目均衡の雲の黒いねじれと勝手雲の白いねじれは勝手雲に分があった。
終値ベ─スでは4月26日以来4カ月半ぶりの高値で令和の最高値。
ザラバは一時22019円まで上昇し5月7日以来の22000円台を回復した場面もあった。
9日続伸は2017年10月2日→24日の16連騰以来、約2年ぶり。
9日続伸での上昇幅は1368円となった。
米中貿易協議の進展期待が高まっているうえ、米国で中間層への減税政策など新たな景気刺激策の観測が浮上。
ECBが3年半ぶりの金融緩和に踏み切り円安・ドル高が進んだことも追い風。
SQ値21981円09銭を終値で上回りSQ値が幻でなく強いサインとなった。
TOPIXは7日続伸。
東証1部の売買代金は3兆3348億円で今年最大。
値上がり1555銘柄。値下がり527銘柄。
新高値106銘柄(前日113銘柄)、新安値5銘柄(前日4銘柄)。
騰落レシオは124.04。
日経平均は週間で788円の上昇。
週足は4週連続陽線。
NT倍率は13.66倍。
25日線(20816円)からは5.4%、200日線(21213円)からは3.7%のプラスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.979%。
買い方▲9.392%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.162%。
買い方▲18.364%。
空売り比率は47.0%。
126日連続40%超。
規制なし銘柄の比率は12.3%と上昇。
日経HVは14.2、日経VIは16.31。
日経平均採用銘柄のPERは12.51倍でEPSは1757円。
PBRは1.10倍でBPSは19989円。
益回りは8.06%→7.99%に低下。
ドル建て日経平均は204.48。
3日連続の200ポイント台キープ。
週末の225先物大証夜間取引終値は日中比80円高の21880円。
シカゴ225先物終値は大証日中比55円安の21745円。
高値21805円、安値21625円。
13週線(21221円)、26週線(21331円)、52週線(21475円)は大きく上抜けた。
24か月線(21943円)も5カ月ぶりに回復。
週足の一目均衡の雲の上限(21698円)も5週間ぶりに回復。
週足のボリンジャーのプラス2σが22152円、プラス3σが22617円。
日足のボリンジャーのプラス3σが22176円。
200日線が微かに上向いたのは強いサイン。
200日線の上向きは昨年10月11日以来ほぼ1年ぶりだ。
5月7日のマド(21875円)を埋めその先は4月15日のマド(22102円)。
4月24日高値は22362円だ。
「1噴き3ヶ月で3000円」なんて言葉も登場してこようか。
気学では「後場、不二高をみる日。押し目かい良し」。
水曜は「上放れ売り突っ込み買いの逆張り方針で駆け引きせよ」。
木曜は「半か注意日。後場の足取りに注意肝要」。
金曜は「下放れると後場は戻す日。悪目買い方針」。
 
週間ベースではNYダウは1.6%高、3週続伸(累計6.2上昇)。
NASDAQは0.9%高、3週続伸(同5.5%上昇)。
S&P500は1.0%高、3週続伸(同5.6%上昇
日経平均株価は3.7%高、2週続伸(累計6.2上昇)。
TOPIXは4.7%高、4週続伸(同8.4%上昇)。
東証マザーズ指数は0.9%安、2週ぶり反落。
日経ジャスダック平均は1.0%高、2週続伸(同1.7%上昇)、
東証2部指数は2.5%高、4週続伸(同3.1%上昇)。
 
IMFは来月、半年に一度の最新経済見通しを発表予定。
IMFのライス報道官のコメント。
「米中関税措置によって2020年の世界の国内総生産(GDP)が0.8%押し下げられる可能性がある。
その後も悪影響が拡大し得る。
一方で別の当局者のコメント。
「貿易摩擦は成長の重しだが、現在の基準ではリセッションは見られない。
程遠い状況だ。
製造業活動は弱いものの、サービス分野で底堅さが見られる。
消費者信頼感も持ちこたえている。
問題はどの程度底堅い状況が続くかであらゆる指標を注視している」とコメント。
そんなに悪くないという印象となる。
もう一つは英国のキャメロン元首相の英紙タイムズのインタビュー。
「条件などで合意しないままEUを離脱することは追求するべきではない。
2回目の国民投票を実施することが事態打開に向けた選択肢になる可能性がある。
2回目の国民投票が実施されるのか、また実施するべきなのかについては分からない。
ただ膠着状態を脱するための方法を模索する必要はある」。
そしてカドロー米国家経済会議(NEC)委員長。
「トランプ米大統領の再選に向け減税2.0を提案する見込み。
連邦議会や政権、外部関係者から最高のアイデアを集め、中流階級に対する新たな大幅減税策を提供する。
決して景気後退に備えた措置ではない」。
ネガ退潮でポジ台頭の機運の週末だった。
呼び覚ましてくれたのは中東サウジの石油施設への無人機攻撃だったが・・・。
 
週末のNYダウは37ドル高の27219ドルと8日続伸。
史上最高値は27398ドル。
サイコロは10勝2敗。
NASDAQは17ポイント安の8176ポイントと3日ぶりの反落。
史上最高値は8339ポイント。
サイコロは6勝6敗。
S&P500は2ポイント安の3007ポイントと4日ぶりの反落。
史上最高値は3027ポイント。
サイコロは8勝4敗。
ダウ輸送株指数は100ポイント高の10813ポイントと反発。
SOX指数は0.32%の下落。
VIX指数は13.74。
3市場の売買高は69.3億株と減少(過去20日平均は67.5億株)。
225先物CME円建ては大証日中比70円高の21870円。
ドル建ては大証比日中比115円高の21915円。
大証夜間取引終値は日中比80円高の21880円。
ドル円は108.07円。
10年国債利回りは1.901%。
2年国債利回りは1.804%。
 
週明けのNYダウは142ドル安の27076ドルと9日ぶりの反落。
NASDAQは23ポイント安の8153ポイントと続落。
S&P500は9ポイント安の2997ポイントと続落。
ダウ輸送株指数は83ポイント安の10730ポイントと反落。
SOX指数は0.69%の下落。
VIX指数は14.67。
3市場の売買高は76億株と増加(過去20日平均は68億株)。
225先物CME円建ては大証日中比55円安の21745円。
ドル建ては大証比日中比10円安の21790円。
ドル円は108.14円。
10年国債利回りは1.846%。
2年国債利回りは1.76%。


(兜町カタリスト櫻井)
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