日経ジャスダック平均は8日ぶり反落、売りが優勢
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【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は8日ぶり反落、売りが優勢
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日経ジャスダック平均株価は8営業日ぶりに反落した。終値は前日比21円59銭安い3490円26銭だった。
コロナ第2波が経済に与える影響を懸念した海外市場の流れを引き継ぎ反落でのスタートとなった。一時は下げ幅を縮小する場面があったが、日経平均が下げ幅を拡大したことを受けて個人投資家のリスクセンチメントが悪化しジャスダック市場も下げ幅を広げ軟調に推移した。今日のお昼過ぎにセブンイレブンのバーコード決済がシステム障害で利用できなくなったことで、QRコード関連銘柄の下げが目立った。なお、時価総額上位銘柄のマクドナルドやハーモニック、GFA、出前館が上昇したことが相場を下支えし、ジャスダック平均の下げは限定的なものとなった。
テラやワークマンが下落したほか、今期の連結純利益が減益になりそうだとの見通しを示した国際計測が売られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で674億円、売買高は2億7257万株だった。
値上がり銘柄数は188、値下がり銘柄数は426となった。
個別では不二ラテックス、ピープル、カーディナル、アルファクス・フード・システム、オプトエレクトロニクスが売られた。
一方、グッドライフカンパニー、アマガサ、GMOアドパートナーズがストップ高。ANAP、東京日産コンピュータシステム、GFAは一時ストップ高と値を飛ばした。出前館、ケイブ、SAMURAI&J PARTNERS、川重冷熱工業、今村証券など13銘柄は年初来高値を更新。大塚家具、イナリサーチ、アイレックス、UEX、ソーバルが買われた。