マザーズ指数は反落、売りが先行
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【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反落、売りが先行 |
東証マザーズ指数は前日比22.27ポイント安の871.00ポイントと大幅反落。
朝方にはイランが弾道ミサイルで駐イラク米軍基地を攻撃したことが伝わり、投資家心理の悪化が意識されたことから、本日のマザーズ市場にも朝方から売りが先行した。
その後は、イラン側は、米国が報復しなければ更なる攻撃を取り止めるとの考えを示したことが伝わり、投資家による過度なリスク回避の姿勢は後退した。
朝方に1ドル=108円を割り込んでいた為替市場にて円高進行が一服したタイミングで、マザーズ指数も前場中ごろから下げ渋る格好となった。物色としては、マザーズ時価総額上位銘柄が総じて弱含んでいたものの、後場にかけて各種テーマ株に対する短期資金流入は目立った。
値上がり銘柄数は56、値下がり銘柄数は253となった。
個別では、トランスジェニック、ランディックス、はてな、ウォンテッドリー、ロジザードなど12銘柄が昨年来安値を更新。ジーエヌアイグループ、中村超硬、バルテス、アイリッジ、ALiNKインターネットが売られた。
一方、富士山マガジンサービス、イノベーション、マネーフォワード、Link−U、HENNGEなど8銘柄が昨年来高値を更新。フロンティア・マネジメント、HPCシステムズ、ログリー、ソーシャルワイヤー、ピアラが買われた。