底堅いスタート、NYダウ下落も下値に買い
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【市況】東京株式(寄り付き)=底堅いスタート、NYダウ下落も下値に買い
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22日の日経平均株価は、前日比31円64銭高の2万583円95銭と反発してスタートした。きのう21日は反落となったものの、底堅い動きだったことから、買い優勢となったようだ。
21日のNYダウは前日比101ドル安の2万4474ドルと反落。米中対立への警戒感が台頭し売りが先行する展開となった。米国市場は下落したが、東京株式市場では下値に買いが流入し小高くスタートした。
取引開始前に総務省が発表した4月の全国消費者物価指数は、生鮮食品を除く総合で前年比0.2%下落し、市場予想平均の同0.1%下落を下回った。
足もとで東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=107円台の半ば(21日終値は1ドル=107円77−78銭)、1ユーロ=117円台の後半(同118円19−23銭)で取引されている。
寄り付き時点で業種別では33業種中、9業種が高く、値上がりは石油、その他金融、空運など。値下がり上位に保険、証券、鉱業など。
個別では、ソフトバンクG、ソニー、ファーストリテが堅調、トヨタ、富士通、ダイキンは買われている。
半面、信越化、東エレク、スクリンが安い。
テクニカル的には第一カッター(1716)、日揮(1963)、メンバーズ(2130)、リニカル(2183)、クリエイトSD(3148)、オイラ大地(3182)、朝日ネット(3834)、イビデン(4062)、リゾートト(4681)、三谷セ(5273)、三浦工(6005)、タクマ(6013)、KeePer技(6036)、FUJI(6134)、ソディック(6143)、土木管理(6171)、京三製(6742)、大真空(6962)、コーナン(7516)、タカショー(7590)、VTHD(7593)、日MDM(7600)、紀陽銀(8370)、小林洋行(8742)、近鉄エクス(9375)、ベネッセ(9783)が動兆。
人気はフマキラー(4998)、多摩川(6838)、サイオス(3744)、ファーマフーズ(2929)、技研(1443)、FRONTEO(2158)、信号(6741)、日本アビ(6946)、アイロム(2372)、プロルート(8256)、太平洋(5233)、ラクス(3923)、ギークス(7060)、ロゼッタ(6182)、オートバクス(9832)。