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【オープニングコメント】 軟調展開か |
日経平均株価の予想レンジは、2万6200円−2万6600円を想定。(19日終値2万6405円23銭)
米国株は下落。ダウ平均は252ドル安の33044ドルで取引を終えた。労働市場のひっ迫が意識されたことで、金融引き締め長期化を懸念した売りに押された。3指数とも中盤以降にいったん盛り返したが、終盤にかけて売り直されている。
日経平均株価は、きのう19日に大幅反落した動きや、現地19日の米国株式が下落したことから、売り優勢スタートが見込まれる。
ただ、ブレイナードFRB(米連邦準備制度理事会)副議長は現地19日の講演で、次回の金融政策会合では利上げ幅を0.25%へ縮小する可能性を示唆。米利上げへの過度な警戒感が後退し、米株価が見直されることも予想され、時間外取引での米株価指数先物の動きが注目される。
来週から企業決算が本格化することから、大きく崩れるというよりも、売り買い自体が手控えられる中で売りの勢い方がやや強いという地合いになると考える。
為替相場は、ドル・円が1ドル=128円台の半ば(19日は128円17−19銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=139円台の前半(同138円52−56銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比20円安の2万6320円だった。
【好材料銘柄】
■ユーグレナ <2931>
ロート製薬 <4527>、丸井グループ <8252>とそれぞれ資本業務提携。また、マツダ <7261>と第一生命保険を割当先とする新株予約権付社債を発行する。このほか、22年12月期の連結調整後EBITDAは従来計画(21億円)を25%以上上回る見通しを示した。
■チームスピリット <4397>
米モルガン・スタンレーMUFG証券が19日付で財務省に提出した大量保有報告書によれば、モルガン・スタンレーの同社株式保有比率は5.28%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
■アサヒ衛陶 <5341>
今期経常は黒字浮上へ。また、Oak キャピタル <3113> と包括的業務提携で基本合意。
■ブロードマインド <7343>
株主優待制度を導入。毎年3月末時点で400株以上を保有する株主を対象に、株主優待ポイント(保有株数に応じて4000〜4万ポイント)を付与する。
■東京通信 <7359>
アーティストとファンの間において双方向のコミュニケーションを実現する推し活×メッセージアプリ「B4ND」(β版)をリリース。
■ティムコ <7501>
今期経常は27%増益へ。
【主な経済指標・スケジュール】
20(金)
【国内】
12月全国消費者物価指数(8:30)
【海外】
米12月中古住宅販売(1/21 0:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。