兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
小幅続伸スタート、好悪材料が交錯
【市況】東京株式(寄り付き)=小幅続伸スタート、好悪材料が交錯
【寄り付き概況】

20日の日経平均株価は、前日比21円04銭高の2万454円49銭と4日続伸してスタートした。きのう19日に大幅に3日続伸した堅調な動きが継続。為替市場で、円相場がドルに対し、円安方向にあることも支えとなったようだ。
 
前日のNYダウ、ナスダック総合指数ともに目先利益確定の動きが出て反落しており、ここ米株市場に連動して上昇していた東京株式市場でも上値の重い動きとなっている。
米国では製薬ベンチャーによる新型コロナウイルスのワクチン開発に対し懐疑的な見方が相場の重しとなったほか、中国での全人代開幕を控え、米中対立の先鋭化に対する警戒感が買いを手控えさせている。
ただ、為替が足もと円安方向に振れていることは輸出株にポジティブ材料で、下値では日銀のETF買いに対する思惑や、空売り筋の買い戻しおよび実需筋の押し目買いニーズなどが下げ圧力を緩和しそうだ。
 
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=107円台の後半(19日終値は1ドル=107円41−42銭)、1ユーロ=117円台の後半(同117円38−42銭)で取引されている。
 
取引開始前に内閣府が発表した3月機械受注統計は、船舶・電力を除く民需が季節調整済みで前月比0.4%減となり、市場予想平均の同6.7%減よりも減少率は小さかった。
 
個別では、東エレク、アドバンテス、信越化の半導体関連株や村田製、TDK、太陽誘電の電子部品株が買われ、武田、アステラス薬、第一三共の薬品株このほか、大成建、大林組、大東建託の建設株も堅調。ソニーFH、任天堂、ファーストリテもしっかりしている。
 
半面、トヨタ、ソニー、ソフトバンクGが売られ、三菱UFJ、三井住友、みずほFGのメガバンク株や野村、大和証G、第一生命、東京海上は値を消している。また、JXTG、出光興産、コスモエネルギーや三菱商、住友商、三井物も下落し、富士フイルム、カネカも軟調となっている。
 
テクニカル的には前田建(1824)、不二家(2211)、システナ(2317)、ツカダ(2418)、片倉(3001)、ヒューリック(3003)、ラクーン(3031)、ZOZO(3092)、大光(3160)、TIS(3626)、ポール(3657)、eBASE(3835)、アドソル(3837)、カナミック(3939)、NRI(4307)、日華化学(4463)、テルモ(4543)、大塚(4578)、アジアパイル(5288)、JFE(5411)、大和工(5444)、ジーテクト(5970)、ニッパツ(5991)、ツガミ(6101)、サムコ(6387)、タダノ(6395)、竹内製作(6432)、東洋電(6505)、宮越(6620)、アルバック(6728)、富士通ゼ(6755)、スタンレー(6923)、IHI(7013)、第一興商(7458)、トプコン(7732)、アーク(7873)、カナデン(8081)、丸井(8252)、イオン(8267)、平和堂(8276)、SBI(8473)、JPX(8697)、FJネク(8935)、小田急(9007)、京成(9009)、ヤマト(9064)、神奈交(9081)、国際紙パ(9274)が動兆。
 
人気は3Dマト(7777)、BASE(4477)、ケイアイ(3465)、CYBERDINE(7779)、ニチコン(6996)、フロンティア(7038)、NexTone(7094)、寿スピ(2222)、JPX(8697)、OLC(4661)、テラ(2191)、セブン銀(8410)、東芝テック(6588)、シマノ(7309)、日空港ビル(9706)。
 
 
 
a